2024年03月29日( 金 )

生まれ変わった「The Okura Tokyo」、テーマは「伝統と革新」

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外観

 2019年9月12日、ホテルオークラ東京 本館は、「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」に生まれ変わった。「和の心で世界をもてなす」という開業時からの精神を継承・進化させ、国際都市・東京の洗練を映す「オークラ プレステージタワー」と日本の美と情緒を纏う「オークラ ヘリテージウイング」の2棟で構成される全508室で利用客を迎え入れている。2020年3月31日(火)まではオススメの宿泊プランとして「開業記念特別プラン」が実施されている(1日10室限定)。

 高層棟である「オークラ プレステージタワー」は、国際都市としての東京の洗練された雰囲気に、和のアクセントを取り入れたラグジュアリーな空間を演出。東京の眺望を満喫できるよう、客室は28階以上に配置されている。また、オークラ伝統のレストラン、大規模な国際会議などにも対応できる大宴会場も擁するインターナショナルホテルとして稼働している。

 一方で、中層棟の「オークラ ヘリテージウイング」は、日本の美のエッセンスでつくり込んだラグジュアリーホテルだ。ホテルオークラグループのトップブランドとなる「オークラ ヘリテージ」の広々とした間取りの客室や、日本の和を表現する日本料理「山里」、茶室「聴松庵」など、“日本の美”を継承するホテルとして運営している。

 建替えでは「伝統と革新」をテーマにしており、ロビーは元の雰囲気を残すことにこだわった。「日本モダニズム建築の最高傑作」とされ、建替え決定後に国内外から存続の署名が寄せられた旧本館のメインロビーは、タワーのロビーで忠実に再現されている。オークラらしいサービスを残しつつ、バック部門はITで省人化。守るべきものは守り、変えるべきところは変えていくという同ホテル。「伝統と革新」、そして日本らしさで勝負していくようだ。

【藤谷 慎吾】

■「The Okura Tokyo」
所在地:東京都港区虎ノ門 2-10-4
客室数
・オークラ ヘリテージウイング 140室(うち スイートルーム7室)
・オークラ プレステージタワー 368室(うち スイートルーム10室)
レストラン・バー
・オークラ ヘリテージウイング レストラン 2施設、バー 1施設
・オークラ プレステージタワー レストラン 3施設、バー 2施設
ほか 宴会場、婚礼施設、クラブラウンジ、フィットネス&スパ、プールなど

【問い合わせ先】
・宿泊
TEL:03-3224-6700(平日:午前9時〜午後7時/土曜日:午前9時〜午後6時/日曜・祝日:午前9時〜午後5時)

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