2024年04月20日( 土 )

6日の日経平均株価~前年末比▲ 451.76円の2万3,204円86銭

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 3日のニューヨーク株式市場におけるダウ平均株価は前日の最高値から一転して、米・イラン情勢の緊迫を受けて、前日比▲233.92ドルの2万8,634ドル88セント(▲0.81%)で引けている。

 その流れを受けて、大発会を迎えた今日6日の日経平均株価は、前日比▲451.76円の2万3,204円86銭(▲1.91%)と大きく値を下げて終わった。昨年1月4日も前年比▲452.81円下げの1万9,561円96銭(▲2.26%)のスタートだった。

 本日、都内で開かれた全国銀行協会の新年賀詞交歓会で黒田東彦日銀総裁があいさつし、米・イラン情勢の緊迫化を踏まえ、「海外経済情勢に警戒が必要な点は変わらない」との認識を表明。日銀として引き続きリスクを注意深く点検し、適切な政策運営に努める意向を明らかにした。

 そのなかで、黒田総裁は「世界経済の先行きはIT調整の進ちょくなど明るい兆しが見られるものの、当面は米中通商問題や地政学的リスクなど予断を許さない状況が続く」と警戒感を示した。はたして、日経平均株価は今年も昨年と同様に、尻上がりに良くなっていくのだろうか。

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【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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