日経歩数番がサービス改定～貯めたポイントを誰でもAmazonギフト券に交換可能に

　（株）日本経済新聞社（東京都千代田区、岡田直敏代表）は2月7日、同社が提供するスマホアプリ「日経歩数番」のサービス内容を改定し、4月から貯めたポイントを誰でもAmazonギフト券に交換可能できるサービスにすることを明らかにした。従来はプレミアム会員（月額550円）になると獲得ポイントが2倍になり、貯めたポイントがAmazonギフト券に交換できるとしていたが、その費用対効果を疑問視する声が聞かれていた。

　改定では、これまでプレミアム会員（有料）と無料会員の2つの会員ステータスが存在していたものを、3月末をもってプレミアム会員を終了し、無料会員に一本化する。プレミアム会員の募集は2月7日午前0時をもって終了しており、現在のプレミアム会員は、そのまま無料会員に移行されるため、解約手続きは不要。3月分の利用料は発生しない。

　また、2月7日時点でプレミアム会員に登録している人に対しては、3月2日に一律2,500ポイント（Amazonギフト券500円分相当）が付与される。3月末まではこれまで同様、プレミアム会員特典であるポイント2倍は継続される。3月末までに貯まった交換可能ポイントについては、Amazonギフト券に交換するか、4月以降新たに交換することは可能という。

　日経歩数番は2019年9月9日にリリースされた、「横山光輝版」三国志のキャラクターが登場する歩数計アプリ。所定の歩数をクリアすると武将の有名なシーンが日経電子版風にアレンジされたオリジナル画像を入手できる。また、歩数に合わせて自身が前日に閲覧した日経電子版の記事本数が表示され、その分のポイントとして付加。毎日アプリを開いて歩くだけで、日々ポイントが貯まる仕組みとなっている。

　日経は同アプリを通じ、「楽しみながら健康管理（体力と知力の維持向上）が実現できるサービス」を目指している。なお、記者も本アプリを導入後、通勤時や休みの日はなるべく徒歩での移動を行い、日々ポイント獲得に励んでいる。

【長谷川 大輔】