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2020年04月09日 15:35

「コダマの核心」いや、もとい「よろくそレポート」~コロナ恐慌からコロナ恐慌革命への道程(前)

すべてがチェンジ、チェンジ

 今回、タイトルに「よろくそ(糞)」という言葉を付加したが、この言葉は宮崎の方言で、高千穂周辺から広まったといわれる。わかりやすく説明すると「臆病者」という意味である。

 「核心レポート」が「よろくそレポート」になると読者から「相反するレポート」というお叱りをうけることは百も承知している。確かに「コロナ恐慌」から「コロナ恐慌革命」の道程について、確信をもって予言・指摘するつもりである。しかし、この変わり様を知るほどに「はたしてこの激変に対応できるのか」と「よろくそ」の気分が高まってくるのだ。

 8日、久留米市の大久保市長を取材した。大久保市長は、さすが聡明な頭脳の持ち主である。「コロナの蔓延で世の中の仕組みが完全にチェンジするだろう」という見立てのなかで「スクール(学校)の教育指導の在り方も根本から変わる。現在、在宅の子どもたちに対して通信講座で教える方法しかないが、効果が認められたら正常化した暁にもこの教育システムが本流になる可能性が高い」という予測を立てる。教室で先生から教わった自己の体験から、その光景が想像できず、「よろくそ」になるのだ(怖くなるのだ)。

気が滅入ることの恐ろしさ

 3月第4週の日曜日、ゴルフ場での話。プレー仲間のMはしきりに電話をしている。この日の夜は北九州にある料亭に集合する予定だった。ところが集合予定者から相次いで「延期、中止しよう」と申し出があり、結局中止することになった。もう1件、別の案件があった。別府でゴルフをして一泊する飲み会の計画である。こちらは参加者8名のうち、5名から延期の要請がきた。Mは頭をかきながら延期という苦渋の決断をした。しかし、苦渋のなかにあっても、ゴルフのスコアは上手にまとめた。

 振り返ると筆者自身も「よろくそ」の判断をした。(1)まずは当社25周年の式典を11月に先延ばしした。ホテルの社長のうなだれた様子を目の当たりにして申し訳なく思った。しかし、「参加予定者のうち、100人は欠席するだろう」と確信し、決断したのである。(2)5月に予定していたコンペもキャンセルした。コロナに対する「安全地帯」は自宅とゴルフ場と思っているのだが、やはり打ち上げパーティーでの感染リスクがあるから中止という選択をした。担当ゴルフ場のセールスマネジャーの落胆した様子に思わず目を背けた。

 人間の生命持続のために酸素が必要だと今回ほど思い知らされたことはない。人間社会の営みの為にはお金が回らないといけないという当たり前のことを痛感した。我々の気の滅入り(コロナへの「よろくそ」による恐怖心)から、あらゆるイベント、集会、ゴルフなどを中止すると経営がピンチに陥る業種が数多くあることを知った。連鎖して企業倒産を発生させて従業員が解雇され、社会不安が高まっていく。

 友人であるコンパニオン派遣会社の経営者は悲鳴を上げている。「2週間、依頼がゼロ。どうしようか!派遣のスタッフたちに給料を支払えない」と嘆く。こうなると収入が途絶える方々が続出、金を使うにも収入がない。世の中に血液(酸素)が回らなくなるように金が回らなくなると経済活動は縮小していき、庶民の生活はますます苦しくなっていく。飯も食べられず、住む場所も失くして社会不安が高まっていく。社会不安の根幹が「気の滅入りにある」ことを初めて認識した。

危機本番、今後コロナ患者が1日1,000人突破

 8日、コロナ発症者が初めて1日500人を突破した。PCR検査の枠が大幅に緩和されて来週末(17日頃)には発症者が1日1,000人を超えるであろう。この時に本当のパニックが襲来することになる。

 福岡でも「あの人が発症したようだ」とボチボチ耳にするようになってきた。1,000人単位を超えるようになると福岡でも「誰かさんもかかったようである」という話を聞き、危機が身近に迫ってくる。感染の可能性が切実になることで、ますます「自粛、萎縮」し、「気の滅入り」が人々に深く浸透していく。

 そうなると「コロナ恐慌」という経済悪化状態から暮らしの在り方、社会の在り方、国家の在り方まで根本的な変革が迫られるようになる。これはまさしく「革命」である。たとえば「中洲に立ち寄る」ことが日課の人たちが「まっすぐにマイホームにご帰還」というようになるとどうなるか!おそらく中洲の華麗な復活までには遠い道のり(道程)が必要だろう。いつか復活できる見通しがあれば救いようもある。しかし、この地から抹殺される職種もあるのだ。全員がこの歴史的な大転換期をしっかりと理解していただきたいものである。

(つづく)

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