2024年03月05日( 火 )

国を超えて~中国ビジネスを掴む最大、最後のチャンス

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(株)アダル 代表取締役会長 武野 重美 氏

中国一般人の所得が急増した

adal (株)アダルが上海に進出して20年になる。この上海で2社を設立して家具製造を行ってきた。「上海に進出していなかったら、我が社は生き残ることができなかっただろう」と語りつつ「日本のビジネススマンにとって今が最大で最後のビジネスチャンスだ」と断言する。嫌中感の立場の日本人は現在の中国の経済停滞を目撃して「中国のバブルは破裂して激動の時代に突入する」と期待感を込めて語る。

 だが「中国の経済が泥沼に落ちこむことは無い。一般人の所得が増大するほどに、全体の懐具合が豊かになった。彼らが日本の商品、製品を買い求めているのだ。金持ちだけではない」と武野会長は力説する。何よりも中国人は日本商品に対する絶大な憧れ感を抱いている。日本製であれば何でもOKだ。なによりも食品へ信頼感は驚くほど厚い。武野会長の妻女も中国の友人達から日本製品の買入れを熱心に頼まれることが度々ある。

 福岡と比較して富裕層の規模と数が桁違いに違う。教育費を比較してみよう。インターナショナルスクールの年間授業料が30万元(600万円)。それでも入学試験の応募者倍率は非常に高い。一般民間高校の授業料も日本の5倍を超えるそうだ。スカウトされた教師の給料も驚くほど高値である。「上海で今後、塾ビジネスが繁盛するであろう」とも予測を立ててくれた。

成功の秘訣は気配りのみ

 上海で10店舗の餃子店(食堂)を経営している福岡出身の女性経営者がいる。結構な値段をつけても繁盛しているのである。餃子は中国料理と思い込むが、この店は中洲産の餃子だ。この女性経営者は中洲の餃子店に勤めていた。中国人男性と結婚して上海に渡った。そこで餃子店を開いたのである。「成功の秘訣は?」と質問してみた。武野会長の回答は非常にシンプル。「中国にない気配りで接客するからである」と。

 例えば中国食堂、レストランで注文すると10分どころか20分以上待たされるのはザラ、普通である。「お客を待たしても当然」というのがサービスの常識だ。ところがこの女性店主はツマミ一品サービスで提供してビールを飲んでいただくという接待ルールを厳守している。また店員たちには厳しいお客接客のマナーを叩き込んでいるのだ。この「おもてなし」が上海人にとっては新鮮味となり、感激するのである。「また来よう」という気持ちになるのだ。

 日本人が経営する飲食店の繁盛するケースは数多い。日本人にとって常識の「おもてなし」に感動して店に再来するのである。そうなると店の単価は問題にならない。東京のお客を中洲でいえば居酒屋クラスで御馳走した。和食コースという代物レベルで一人15,000円の値段だったとか。中洲に置き換えると5,000円程度である。九州の焼酎4合瓶が8,000円であったとか(この焼酎は中国で製造されているとか)。上海ではしっかりした接客水準を保てれば福岡価格の2倍でも勝負できるようだ。

 中国人が豊かになり自分の健康を真剣に見つめるようになった現在である。あれだけ我が中国を熱烈に愛する中国人が「母国を信頼していない、人間にとって一番重要な食の質に不振を抱く」という奇妙な意識構造を持つ。不可解なことである。それはさておき、武野会長の指摘ではないが、「少なくとも中国食ビジネスを掴む最後で、最大のチャンスではないか」とお伝えする。


 

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<日 時>

11月13日(金)~11月15日(日)

<視察地>
上海自由貿易区

<参加費>
お一人様 17万円(税込、アテンド・コーディネート料50,000円も含む)

<参加人員>
12名様以上

<お申込み締め切り>
10月23日(金)

<お問い合わせ、お申込み先>
(株)データ・マックス(担当:鹿島、小山)
福岡市博多区中洲中島町2-3 フジランドビル福岡8F
TEL:092-262-3388 FAX:092-262-3389

 

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