これまでに出揃った九州主要百貨店4社の2019年度決算によると、閉店で販管費が大幅に減り減収・経常増益の井筒屋を除き、3社が減収減益だった。問題はコロナ禍の影響が本格化する今期。4社とも影響が見通せないとして予想を見送っている。福岡県3社は4、5月と食品売り場を除き休業(博多大丸は5月上旬まで全館)しており、非常事態宣言が解除されても早急な客の戻りは期待できない。業績に大打撃になるのは必至で、どう固定費を減らすかに直面している。
トキハは消費増税でアパレルが7.6%減収と苦戦。別府店の改装費用がかさみ4.9%の経常減益に。減損損失計上で最終損益は41億7,600万円の2期連続赤字になった。
岩田屋三越は久留米店縮小、消費増税、インバウンド激減に3月のコロナ感染が重なり、8.6%の減収。経費削減で経常は6.5%減益にとどめた。
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