2024年03月29日( 金 )

博多スターレーン跡地のオフィスビル着工~2022年7月開業目指す

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 ボウリング場やプロレスの試合会場として人気を博した「博多スターレーン」跡地で計画されている「(仮称)博多駅東一丁目計画」が、15日、着工した。
 計画されているのは、RC造(一部S造)10階(塔屋1階)建て、延床面積約29,200m2のオフィスビル(一部店舗)。設計・施工を手がけるのは、スーパーゼネコンの大成建設(株)。同社はNTT都市開発(株)とともに、事業主にも名を連ねている。同オフィスビルは、2022年7月開業予定となっている。

「(仮称)博多駅東一丁目計画」外観イメージ

 同計画では、最小約35坪から分割区画が可能なオフィスを提供予定となっている。エントランス正面には、約940m2広場を設けることで、視覚的にもゆとりを感じさせるパブリックスペースを整備。シンボルツリーなど、多くの中高木を配置することで、四季の変化を楽しめるような工夫も施される。
 広場に面するかたちで、カフェやキッチンカー、ベンチの配置、無料Wi-Fiの提供なども行われ、ビジネスマンからファミリー層まで、誰もが憩い、楽しめる空間づくりがなされる予定だ。

 また、同計画は、福岡市が官民連携で推進する容積率の緩和(最大50%)などが可能となる「博多コネクティッドボーナス」認定ビルでもあり、JR「博多駅」筑紫口エリアに賑わいを生み出す、これまでにない新たなランドマークの誕生が期待される。

【(仮称)博多駅東一丁目計画】
所在地 :福岡市博多区博多駅東1-18-33
敷地面積:約4,900m2
延床面積:約29,200m2
規 模 :RC造(一部S造)、地上10階(塔屋1階)建て
竣 工 :2022年7月(予定)
事業主 :NTT都市開発(株)、大成建設(株)

【代 源太朗】

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