全国73社の私鉄が加盟する(一社)日本民営鉄道協会は、19日、大手民鉄16社(※)の2021年3月期中間決算の概要を発表した。
これによると、16社の鉄軌道事業営業収益(個別決算)の合計額は5,494億円で、前年同期比で3,452億円の減少となった。また、同事業における営業損益は1,038億円の赤字に転落、全事業を合わせた営業損益も686億円の赤字に終わるなど、苦しい結果となった。
連結決算(15社合計額)も個別決算と同様に厳しい内容となっており、売上高は前年同期比で1兆4,908億円の減収となる2兆6,759億円にとどまり、営業損益は2,540億円の赤字となった。
なお、大手民鉄16社中、21年3月期中間決算において、鉄軌道事業でもっとも高い営業収益を上げたのは東京メトロ。営業収益は1,193億5,900万円(前年同期比で769億4,600万円の減少)となっている。
※大手民鉄16社
東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄。 ^
【代 源太朗】
法人名
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