戦国時代の兵士の士気と、のぼり旗の濃厚な関係
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今回は「モチベーションとのぼり旗の熱い関係」についてお話しします。コロナによって不安が蔓延し、世の中から元気がなくなっています。明らかに人々のモチベーションが下がってきています。そのようななかでも当社は、かなりの高いモチベーションで仕事をできています。なぜでしょうか?
それは「心の片隅にいつものぼり旗」があるからです。嘘ではありません。私も社員ものぼり旗のおかげで高いモチベーションを保っています。このモチベーションという言葉ですが、言い換えると「士気」と同じです。「士気」というのは『兵士の、戦いに対する意気込み。また、人々が団結して物事を行うときの意気込み』(ウェブlioより抜粋)という意味ですね。
戦国時代の映画を見ると、合戦前は士気を上げるために必ず「エイエイオーッ!」といい、のぼり旗を立てています。私のようなのぼり旗マニアからすると感動のシーンです。
では、なぜのぼり旗で士気が上がるのでしょうか。以前、GMOインターネット(株)の熊谷社長が、「世の中で一番長く続いている組織は宗教ということに気づいた」といわれていました。宗教は「同じ時間」「同じ方角に向かって」「同じポーズ」「同じものを身に着ける」などの共通項があり、それにより組織が永続しているそうです。組織が続くためには、高いモチベーションを保つ必要があります。
さて、戦国時代はどうでしょうか。武将や兵士全員が、「背中にのぼり旗を差すことで同じものを身に着け」「同じ時間にエイエイオーッ」と声を出しています。そう!先ほどの宗教理論と同じなのです!のぼり旗とかけ声だけで、組織のモチベーションが上がり、永続するのです。何と凄いことでしょう!
皆さまの会社の朝礼でも、のぼり旗を掲げ、企業理念・ビジョン・ミッションを叫んでみてはいかがでしょうか。会社は一致団結し永続することでしょう。こんなお話をして、もし貴社の社員が退職してしまっても、私は責任を取れませんのであしからず…(笑)。
さて、今回はここまで。次回もまたのぼり旗について熱く語りますので、ご期待ください。
<プロフィール>
山本 啓一 (やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
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