国土交通省は、『建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和2年度第2四半期受注分)』を公表した。調査は、建設業許可業者5,000者を対象に実施された。
これによると、同期の受注高は2兆8,432億円で、前年同期比で4,151億円減少。工事種類別では、住宅の増築工事がもっとも落ち込みが大きく、前年同期比48.2%減となった。また、2020年度上半期の受注高の合計は5兆3,065億円で、前年同期比1兆1,054億円の減少となった。
同調査では減少理由についての記載はないが、コロナ禍による注文のキャンセルなどの影響が考えられる。一方で、リモートワークの推進により在宅時間が増加したことで、新たに仕事部屋を設けるなど、リフォーム需要が生まれているとの声もあり、下半期の動向が注目される。
【代 源太朗】
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