2024年03月29日( 金 )

ホームセンター大手の今期、巣ごもり特需で利益急増“トリプル効果”でナフコは2.26倍に

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 コロナ下の巣ごもり特需でホームセンター大手の今期収益は大幅に増加する見通しだ。2021年6月期予想を公表していないジョイフル本田を除き、年商1,000億円以上の上場9社は揃って増収を計上する。経常利益は増収と粗利益改善、経費抑制のトリプル効果で大幅増益になる。市場は成長率の頭打ちと競争激化で伸び悩んでいたが、神風が吹き一転して過去最高を更新する。

 経常利益は3.27倍のケーヨーを筆頭に、DCMホールディングス46.7%、コーナン商事50.6%、コメリ45.5%の各増で、もっとも低い島忠が14.9%と軒並み大幅増を記録する。

 ナフコは2.26倍の203億円と、14年3月期に上げた123億円以来、7年ぶりに過去最高を更新する。既存店が10%近く伸びる上、採算の良いDIY商品やガーデニング用品が好調で粗利益率が改善。9月中間期では粗利益率が34.73%と前年同期から2.05ポイント上昇し、経費は前期までの閉店効果で6.4%減った。

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