2021年12月01日( 水 )
by データ・マックス

山口FG・山口銀行内は厳戒態勢?~吉村猛取締役の件はアンタッチャブル(4)

 6月25日に代表取締役会長兼CEOを解任された吉村猛取締役。今般の一件については、間もなく3週間が過ぎようとしているものの、まだ同社本部および山口銀行本店内では、不穏な雰囲気が続いているという。当社・特別取材班は、同社社員および同社OB複数の証言を得た。

10.吉村解任について、件の企業・同行およびグループと取引のある企業などは、どのように見ているのでしょうか?

対取引先

  • データ・マックスの記事が(融資等の)取引先で話題になることがあったが、全国ニュースで赤っ恥を晒してしまった。すぐに影響が出るとは思わないが、ボディーブローのように効いてくるのではないか。
  • シェアの高い山口県内は大丈夫だろうが、広島県や北九州市は厳しくなるのではないか。他に選択肢のある取引先は、付き合おうという気にならないのではないか。
  • メインでない2番手以降を争っている取引先は厳しい。
  • 広島は大変だと思う。もみじ銀行は広島銀行と違うカルチャーを気に入ってくれているお客さまも多い。親近感が薄れたことは間違いないのではないか。
  • 福岡だって厳しい。昔からのお客さまは堅実で真面目な銀行だと思って付き合ってくれている方も多い。裏切られた気分になっていないか心配だ。

提携先

<オリバー・ワイマン>

  • 吉村案件といわれる提携先は、オリバー・ワイマン、SBI、アイフル。
  • オリバー・ワイマンの富樫氏は取締役や日本代表パートナーを外れていると聞いた。居場所がなくなって新銀行の提案をしたのではないかという話がある。事実であれば、とんでもない話だ。
  • オリバー・ワイマンは、北九州銀行の設立や(株)クレディ・セゾンとの合弁、(株)ワイエムライフプランニングの設立に関与したと言われている。
  • 富樫氏は、いまクレディ・セゾンの社外取締役も務めている。両方の接点となった可能性はある。
  • ワイエムセゾン(株)は、設立の時期が合わない。オリバー・ワイマンの前職のフューチャーフィナンシャルストラテジー(株)からの付き合いなのだろうか。
  • 西京銀行の専務も中途入社でフューチャーフィナンシャルストラテジーのOB。
    そんなにOBが多い会社でもないだろうに、きな臭いものを感じる。
  • 記事にあった保険関係の会社とはワイエムライフプランニング。記事にあった吉村の愛人が立ち上げた企画の会社というのもここではないか。フィンテックをやるという触れ込みだった(株)データ・キュービックかもしれない。
  • 記事では保険関係の会社でパワハラのもみ消しがあったと書いてあった。事実であれば違法行為であり、社内調査の対象とすべきだろう。
  • しかも社長を含む会社ぐるみの隠蔽のように思えた。陰湿ないじめにパワハラ。訴えられると、それをもみ消し。悪質すぎる。訴えた本人は泣き寝入りなのだろうか。
  • この会社の監査役は福田(山口FG・取締役監査等委員)ではなかったか。監査役にも秘密にしていたのであれば大問題だ。

(つづく)

【特別取材班】

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