【福岡市】デジタル人材育成プログラムを始動、受講生募集中～エンジニアフレンドリーシティ福岡

　福岡市は14日、福岡県内の学生を対象としたデジタル人材育成プログラム「DATA ENGINEER CATAPULT（データ　エンジニア　カタパルト）」を今年度から実施すると発表した。同プログラムは、学生を企業が採用したくなる人材に育成することで、地場企業の新卒に対する認識を変えて、学生の地元定着の流れをつくることを目的としている。

　エンジニアの需要が高まるなか、市内の企業には新卒を育成する余力がなく、一方、市内の理工系の学生は東京など県外の企業に就職する傾向にある。この状況を改善し、学生が地元で就職する流れの構築に向けて、同プログラムには市内のIT企業やスタートアップが協力。一流の現役エンジニアのサポートを受けながら、実践的なウェブエンジニアリングとデータサイエンスを基礎から学ぶことで、福岡の学生を本格的なエンジニアに育成する。

　8月15日までの期間、同プログラムに参加する学生を募集している。

　詳細は以下のとおり。

募集期間：7月14日～8月15日
実施期間：9月～2022年2月末
対　象　：福岡県内の大学・短期大学・専門学校などに通学する学生 30人程度
　　　　　（原則、21年度卒業予定者は除く）
受講料　：1万円（税込）※プログラム修了者には全額キャッシュバック
申し込み：ホームページにて
運営事業者：デジタルハリウッド（株）、ジーズアカデミーFUKUOKA

＜問い合わせ先＞
経済観光文化局新産業振興課
TEL：092-711-4334（内線2519、担当：長岡氏）

【茅野　雅弘】