2021年12月08日( 水 )
by データ・マックス

山口FG が調査報告書発表~「ごまかし」との声も

 (株)山口フィナンシャルグループ(本社:山口県下関市、代表:椋梨敬介)は、10月14日に臨時取締役会を開催するとともに、延期されていた同社調査本部(調査本部長:福田進取締役兼監査等委員)による調査報告書を発表した。

 なお、前CEOの吉村猛取締役は辞任勧告を、吉村氏の子飼いの部下である前CEO室長の執行役員・渡部伸一氏の解任が決議された。
 報告書の詳細については、同社ウェブサイト
社内調査本部による調査報告書と今後の対応方針に関するお知らせ(PDF)
 に掲載されているので、参照していただきたい。

山口フィナンシャルグループ 社内からは、「吉村と渡部の追放は当然ながら、これまで発表された内容を少し丁寧に説明しているだけです。新しい情報は1つもありません。御託を並べて、いかにも〈誠実に調査しましたという〉姿勢が明らかです。完全に誤魔化して幕引きをはかっています。レポートの前半は〈リテール部門で人事権を濫用し〉を示しながら、後半は〈人事異動は適切であった〉と。株主やステークホルダー、そして社内の人間をバカにしています。最後に監査委員等の役割強化と表記されています。吉村解任劇の黒幕が福田であることは明らかです。結局、吉村の愛人問題やお手盛り人事など会社の私物化については、さもなかったように書かれております。つまりデータ・マックスさんの内部告発は否定・黙秘という、相変わらずのご都合主義が露呈しました」とレポートについての所感が届いた。

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 確かに新銀行設立については詳細にレポートされているものの、実名を隠してうやむやにしようとしている。最後は「やります」という抽象的な精神論を表明しており、およそ地元を支える金融機関にはふさわしくない企業であると明白になった。

【特別調査班】

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