2021年12月07日( 火 )
by データ・マックス

「見えないところ」へのインフラ整備を 持続可能な発展が可能な都市・久留米実現のために

久留米市議会議員 松延 洋一 氏

コンクリートから人、そしてインフラ整備へ

久留米市議会議員 松延 洋一 氏
久留米市議会議員 松延 洋一 氏

 久留米市議会議員・松延洋一氏は、「住みやすい街・久留米市」実現のために「安心・安全づくり」「地域・まちづくり」を掲げ、2019年4月に久留米市議会議員に初当選。現在は建設常任委員会副委員長も務めている。

 松延氏は11年7月から久留米市農業委員会の副会長を務めていたことから、市民から道路の補修や河川・水路の改修浚渫工事、表土がむき出しになった法面へのコンクリート打設工事、安全柵の破損修理、カーブミラーの取り付けなど、さまざまな要望が寄せられているという。松延市議はそうした市民の声に真摯に耳を傾け、自身が関わった案件の実に8割以上の案件で適切な措置が講じられるなど、市議としての実績を着々と積み上げている。また、松延氏は近年、久留米市で頻発する豪雨による筑後川支流の氾濫および浸水被害に心を痛めており、その対策として、河川下に貯水施設を整備するという構想も掲げている。

「市民に受けがいい」案件を優先

 松延氏は自然と人間が共生し、持続可能な発展が可能な都市・久留米実現のためには「コンクリートから人へ」から一歩前進させた「コンクリートから人へ、人からインフラ整備へ」が必要ではないでしょうかと語る。

 現在、久留米市で行われているインフラ整備は「箱物をつくる、交差点を広くする、といった目立つ案件ばかり」で、下水・上水など「見えない、目立たない案件については後回しにされているのが現状に思える」(松延市議)。要するに「市民に受けがいい、『わかりやすい』案件が優先されている気がする」とのこと。そうした現状に松延市議は「一例を挙げますと農道の整備がまったくなされていません。農道には牛のえさにするための稲わらを回収するために大型のトラックが走行しますし、近年は大型のトラクターも増加しています。早急に農道を整備しなければ、それらの重量に耐えられなくなって道路が陥没するなど、重大な事故を発生するリスクがあります。車両だけでなく地域住民も農道を歩いたり、サイクリングしたりして利用していますが、アスファルトが荒れた状態では転倒など事故が起こらないとは言い切れません。持続可能な農業の推進のためにも、とにかく一刻も早く農道整備に取りかからなければなりません」と警鐘を鳴らす。

インフラを整備、SDGsに貢献

 前述したように現在は主に箱物など「見えるところ」に対してのインフラ整備が行われているのが現状だが、松延市議は「我々の世代で目につかないところへのインフラ整備も行わなければなりません。『整備している』と言っても今から20~30年前に整備したものは整備しているとはいえません。壊れたらその箇所を修理するという考え方ではなく、新設して完璧な状態で次の世代に引き継ぐことが必要ではないでしょうか」と語る。

 SDGsへの貢献、そして久留米市の未来のためにも今後、「見えないところ」に対するインフラ整備が進んでいくことを切に願う。


<プロフィール>
松延 洋一
(まつのぶ よういち)
 1954年1月、久留米市出身。久留米大学を卒業後、九州ビルサービス(株)に入社。同社取締役営業本部長と関連会社の代表取締役を務めた。その後、久留米水道サービス(株)代表取締役も務めた。現在は、NPO法人文化施設支援機構の代表理事などの要職を務める。2019年4月に久留米市議に初当選し、現在1期目。

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