2022年01月25日( 火 )
by データ・マックス

九州とイタリアの経済交流を促進~日伊フォーラム開催(日伊経済連合会主催)

ディサント会長
ディサント会長

 日伊経済連合会主催による日伊フォーラムが11月30日、西鉄グランドホテル(福岡市中央区)にて事前招待制で開催された。同会長のディサント・ダニエレ氏(ディサント(株)社長)がオープニング・スピーチ、駐日イタリア大使のジャンルイジ・ベネデッティ氏が講演を行った。日本からは財務副大臣・大家敏志氏(参議院議員)と防衛副大臣・鬼木誠氏(衆議院議員)が、海外からは欧州議会副議長のファビオ・マッシモ・カスタルド氏およびイタリアの政府、経済団体、報道機関の関係者がビデオレターにてメッセージを寄せた。

ファビオ・マッシモ・カスタルド欧州議会副議長
カスタルド副議長

 ディサント氏は、同フォーラムについて、日伊両国の関係者がアイデア、意見などを交換、課題について認識し、今後のコラボレーションを進めるための場であると位置付け。両国で環境、デジタル化推進、ものづくり、食文化などをめぐる課題についてアクションを起こしていきたいと述べた。

ベネデッティ大使
ベネデッティ大使

 ベネデッティ氏は、自身が取り組みたいこととして、グリーンテック、ヘルスケア、宇宙など産業支援への公的支援、両国の企業間のシナジー創出および第3国市場への進出の支援などを挙げ、同フォーラムはそのためのプラットフォームであると評価した。また、イタリアのスタートアップ企業を日本で育てたいと意欲を示した。

 カスタルド氏は、2019年に発効した日・EU経済連携協定が両地域間の経済交流の活発化に寄与していることならびにカーボンプライシング(炭素排出量価格)制度に向けたアクションへの柱となっていることを評価した。また、日伊両国は人間の個人と尊厳という価値観を共有しており、デジタル・ガバナンスのバックボーンを形成するルールをつくりたいと意欲を示した。

 同フォーラムは2013年、日伊経済連合会により両国間の経済交流の機会を創設することを目的として創設され、今年で9回目となる(昨年、「西日本国際ビジネスフォーラム」から「日伊フォーラム」へと改称)。

【茅野 雅弘】

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