2022年05月19日( 木 )
by データ・マックス

福岡都心再生サミット 2021開催、市民がより幸福を感じるまちへ

 11月12日、福岡地域戦略推進協議会および天神・博多地区でまちづくりを行う4つの協議会は、福岡市長・高島宗一郎氏らを招き、ウェルビーイングをコンセプトとするまちづくりのサミットを開催した。今後、福岡市の魅力を高めるために、働く人、学ぶ人の主観的なウェルビーイングが重要になるとして、その向上および可視化を目指す取り組みを進めていくことが提唱された。トークセッション「ウェルビーイング都市・福岡」での議論を中心に紹介する。

挨拶する髙島市長
挨拶する髙島市長

カギはウェルビーイング

 11月12日の「福岡都心再生サミット2021 Beyond Coronavirusのまちづくり:Well-beingを感じられるまちへ」は、福岡地域戦略推進協議会(以下、FDC)(麻生泰会長)、天神明治通りまちづくり協議会(田川真司会長)、We Love 天神協議会(楢崎慶司会長)、博多駅エリア発展協議会(松下琢磨会長)、博多まちづくり推進協議会(同)主催によるもの。会場に約150名、オンラインでは北海道など他地域からの視聴者も含め約350名の計約500名が参加した。FDCによると、福岡の都心のまちづくりに携わる5つの協議会がこのようなかたちで公開サミットを開催するのは初めて。

 冒頭の来賓挨拶で麻生FDC会長は、コロナ対応で新しい流れや必要性が生まれるなかで、福岡市が感染症対応シティを掲げ、感染症対策を打ち出していることを評価。天神ビッグバン、博多コネクティッドなどにより再開発が進むなかで、「日本でも魅力のある都市をつくりあげる」という使命感をもち、一体感・スピード感をもって取り組んでいくとして、対応力を備えた新しいまちが生まれることへの期待を表明した。

 続いて高島市長は、2020年の同サミットにおいて、世界的に見ても珍しい「感染症対応シティ」というコンセプトを打ち出したことについて触れ、コロナ禍における新たな「まちづくり」のコンセプトが重要であると強調する。

 高島市長が新たな「まちづくり」のコンセプト・キーワードとして提唱するのが、ウェルビーイング。これは、政府の骨太の方針、教育再生実行会議の提言においても盛り込まれた概念だ。現在、世界の共通言語として、カーボンニュートラルやSDGs、ダイバーシティ、インクルージョン、そしてウェルビーイングが取り沙汰されている。今後、都市はこれら世界基準となるプロトコルを実装していないと世界から取り残されてしまう可能性があるとして、これらをチャレンジングにまちづくりに取り入れていくことが肝要であるとした。

【茅野 雅弘】

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