2024年04月26日( 金 )

福岡地所グループ、EC物流のアウトソーシングを開始

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エフ・ジェイロジ

 福岡地所グループの(株)エフ・ジェイエンターテインメントワークスは、EC事業会社を対象に物流サービスを提供するエフ・ジェイロジ(株)(福岡市博多区、藤田尊文代表、資本金:3,000万円)を、2月1日に設立、3月1日から事業を開始する。物流コンサルのロジプラス(株)(福岡市)とEC物流専業のフィックスアップ(有)(福岡市)が共同出資している。

 エフ・ジェイエンターテインメントワークスはECの利用が増えていることを踏まえ、昨年11月からEC物流事業に参入していた。エフ・ジェイロジは、EC事業会社の商品在庫の保管・管理から注文を受けた商品の倉庫内からの引き出しや発送伝票の発行、梱包、出荷までの「物流のアウトソーシング」を担う。EC事業会社が商品開発、品質向上などに集中できるようサポートを提供しようというものだ。

エフ・ジェイロジ

 エフ・ジェイロジは物流拠点として「FJL箱崎ふ頭センター」(4月利用開始、倉庫面積:4,020m2)を確保しているほか、関東の物流企業とも業務提携を行う。加えて、グループ会社の福岡地所が近年物流施設ブランド「ロジシティ」の開発に取り組んでおり、2020年9月に「ロジシティみなと香椎ノース」を竣工、今年1月に「(仮称)ロジシティ古賀青柳」の新築工事に着工しており、グループ内での連携を図っていく。

【茅野 雅弘】

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