2022年08月15日( 月 )
by データ・マックス

まだ見ぬ糸島の幸を求めて「ITO-Eat」オープン

一期一会が生んだITO-Eat

 糸島の総合商社として、糸島の新鮮な幸を生産者の思いとともに市場に届ける(株)やますえ。同社は、地域活性化につながる取り組みへの参画や情報発信などを行う(同)quod(以下、クオド)と連携し、糸島食材の情報共有・購入サイト「ITO-Eat」をオープンした。

 クオドは東京本社の企業だが、糸島スタジオ(二丈深江)を有しており、地域交流や情報収集を目的として、定期的に糸島へ足を運んでいた。その際、クオドの担当者が、糸島めんたいで有名なやますえ本社を表敬訪問。タイミング良く、やますえの代表取締役社長・馬場孝志氏が社内にいたため、そのまま面談へ。話はとんとん拍子に進み、共同で糸島食材が美味しい理由を学べて、購入できるプラットフォーム形成に取り組むことになった。

 そして誕生したITO-Eatは、やますえとクオドの一期一会が生んだ、糸島の“特別においしい”を知る・買える注目の糸島食材専門サイトなのだ。

糸島の旬、その美味しさを伝える

 ITO-Eatでは、糸島食材がおいしい理由を、生産者の声とともに情報発信。YouTubeで公開された旬の糸島食材や生産者の紹介動画を、ITO-Eat内で共有している。また、先行して飲食店向けに購入サービスの提供を開始。福岡市都心部のレストランなどから次々と注文が入っており、新鮮な状態でお客のもとに届けるために、やますえの馬場社長自らも魚をさばく。ITO-Eatは、糸島の珍しくて美味しい食材をメニューに取り入れたい飲食店から、早くも好評を博している。

自らイカをさばく馬場社長
自らイカをさばく馬場社長

    「糸島には、まだあまり知られていない山海の幸がたくさん眠っています。地元企業として、そうした糸島の旬の食材とその美味しさを、1人でも多くの人に伝えていくことが使命だと考えています。伝え方や販売方法も工夫して、これまでの市場とはまた違ったかたちの流通網を構築することで、糸島を盛り上げると同時に、生産者の皆さんがこれからも安心して農業・漁業に取り組めて、若い人が農業・漁業に参入したくなるような環境を整えていきたいと考えています」(馬場社長)。

 あるときは自ら畑に出向いて農作業を手伝い、またあるときは漁船に乗り込み、生産者との交流を深めてきた馬場社長。糸島食材専門サイトITO-Eatの誕生は、そんな糸島の食を知り尽くした敏腕バイヤーでもある馬場社長だからこそ可能だった、地域貢献のかたちといえる。

【代 源太朗】

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