2024年05月07日( 火 )

プーチン大統領、澤田さん、「1人で生きられるのか」

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ロシアには「冷酷な男」プーチンのみ残った

 「我は世界に君臨する神」と錯覚しているかどうかは定かではないが、プーチン自身は、それに近いことを考えているのだろうか。恐らく本人は、核ミサイル発射のチャンスを「いまかいまか」と待ち構えているに違いない。

 プーチンが地下100mのシェルターに隠れてアメリカや、NATOで中核をなす国々へ核ミサイル発射のボタンを押したとする。そうなると、相手国も瞬時に反撃体制に移り、モスクワを筆頭としたロシア各地に核ミサイルが打ち込まれロシアは崩壊するだろう。

 「沈静化した」と思い込んだプーチンが地上に出てくる。すると無人の荒野が広がっている。プーチン大統領、たった1人でどう生きるというのですか。

澤田さんだけが助かる?

 「澤田さん」とはHIS会長・澤田秀雄氏のことである。HISは格安旅行を売りにして業界に君臨してきたが、コロナ禍で業績が大幅に悪化して、崖っぷちの経営状況に陥っている。それと同時にモンゴルなど海外で展開する金融業も危機に瀕しており、グループは火の車状態である。

 しかし、ここにきて光明が差し込んできた。「長崎IR誘致の資金のメドがついた。県議会で承認決議をあげて長崎県が国に申請する」という情報が流れてきたのである。

 IRをハウステンボスに誘致できれば、澤田氏のもとに200億円が入ってくると噂されている。昔の澤田さんからすると200億円など、はした金に過ぎなかったかもしれない。しかし、今ならかつての2,000億円の価値に匹敵するのではないだろうか。この資金を握って急場を凌げるか、旅行会社で1人生き残れるか、今後に注目していきたい。

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