2024年05月20日( 月 )

大学のまち・福岡 主要5大学エリアレポート(1)

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産官学連携の取り組みを推進

 市内に15の大学と9の短期大学(短大)が立地する、全国有数の「大学のまち」である福岡市。文部科学省によって実施された「学校基本調査報告書(基幹統計)」によれば、福岡市内で学ぶ大学・短大の学生数は7万6,429人(大学:7万2,390人、短大:4,039人/2021年5月1日現在)であり、人口に占める学生の割合は政令指定都市のなかで第3位となっている。こうした大学と学生が多いという特長を生かし、福岡市では「大学のまち福岡」を掲げ、産学官が連携してさまざまな取り組みを進めている。

【表】福岡市内の大学・短期大学一覧

 たとえば19年5月には福岡市が、福岡都市圏の大学、福岡商工会議所、福岡中小企業経営者協会とともに「福岡未来創造プラットフォーム」を結成した。同プラットフォームは、産学官が既存組織・領域・分野の枠を越えて人的交流や資源の共有を図り、高等教育の振興と地域社会の活性化を目指すことを目的としたもので、「①大学・自治体・産業界とのリソースの共有に基づく高等教育および地域の活性化の推進」「②若者が集積し、成長し、活躍する活気と魅力あるまちづくりの推進」「③多様な人々が豊かな学びを通して活躍できるダイバーシティ社会の推進」「④大学・自治体・産業界の垣根を越えた知的・人的交流の促進と高等教育機能の向上」の4つをビジョンとして掲げている。また、プラットフォーム内には5つの作業部会と事務局(西南学院大学・福岡市)を設置。それぞれが魅力的かつ先進的な取り組みを進めていくことで、23年度までに福岡市の発展を支える30の先進的な教育・人材育成プログラムを共同で開発することと、福岡市内の大学卒業者の市内企業就職率を18年度の27.6%から23年度には30.6%へと3%増加させることを目標としている。

 また、福岡市では福岡未来創造プラットフォームにおける産官学の連携だけでなく、市内の関係大学と個別の連携事業も別途進めている。

福岡未来創造プラットフォーム

 たとえば東区役所では、区内に立地する大学(九州産業大学、九州産業大学造形短期大学部、福岡工業大学、福岡女子大学)と連携。地域における「共創」の取り組みの推進に向けて、大学や企業などと地域による連携・交流事例などを広く情報発信するとともに、地域活動に興味がある企業などからの相談を受け付けている。

【坂田 憲治/代 源太朗】

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