2024年05月17日( 金 )

東京ではデベロッパー融資規制

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融資規制の反動で福岡を荒らす

 東京では、メガバンクがデベロッパーへの融資規制を始めたようである。かねてから、「メガバンクが融資規制を始めるといずれ不動産価格の頭打ちがやってくる」と言われてきた。デベは借入をして次の不動産を仕込んでいかなければ、商売が継続不可能になる。東京でやっていけないとなると地方都市に転戦することになるのだが、その主な行先の1つが福岡市である。

 東京でそれなりの信用を有している会社は、福岡の金融機関にとっては安心して貸出できる融資先である。融資を受けた東京組のデベロッパーは東京価格の感覚で、福岡の相場よりも高値で不動産を買い取る。となると、地元デベロッパー企業はとても無理だと手を引く。地元組のデベロッパーは仕込みができず、将来に不安を抱き始めている。

好調で社員への分配を図る

 ある地元サブコンの話。10期連続で増収増益をはたしている。ここの経営者は「社員との理にかなった利益の分配」を徹底している。「長年、社員の皆さんに苦労をさせてきた。儲けが出たら彼らに還元をするのは当然と考えている。利益が増加しているから当然、社員たちの手取りも増える一方だ」と語る。

 一級建築士の資格取得が条件であるが、勤続10年、30歳前後で年収500万円に到達する。さらに40歳で600~700万円に到達する。部長クラスになれば900万円に手が届くそうである。

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