艶街千早～艶と顔の見える学びの連鎖を～（4）

ソフトスキルの種類

＜コミュニケーションスキル＞
　相手の話をよく聞き、意図を的確に汲み取ることができる能力や、自分の考えをわかりやすく正確に伝えることができる能力。会議やプレゼンテーション、クライアントの電話・メール対応のほか、オフィスにおける上司・部下との日常会話など、さまざまなビジネスシーンで必要とされるもの。

＜リーダーシップスキル＞
　プロジェクト全体を見渡し、効率的かつきめ細やかに物事を進めていく力のこと。リーダーシップスキルがあれば、上司やチーム内のメンバーと意識をともにして、1人ひとりの能力を引き出しながらプロジェクトを進行することが可能となる。リーダーシップスキルはビジネスにおいて、限られたリソースで結果を出すために必要とされる能力といえる。

＜自発性＞
　自発性とは、上司や先輩からの指示をただ待つのではなく、自ら判断し率先して行動することができる力。自発的に動くということは、時に責任を負いながらも、業務を遂行できるリスク管理ができるマネジメント力ともいえる。

＜柔軟性＞
　刻一刻と変化するビジネスシーンにおいて、その場その場の状況に合わせて最も適切な判断を下すため、非常に大切なスキルの1つ。急なトラブルや変化が起きても、ルールや規則にとらわれすぎず、物事を解決していける柔軟性がある人物であれば、周りから信頼されてプロジェクトを任せられることにもなる。

＜課題解決能力＞
　危機管理への取り組みをしっかり行っていたとしても、スピードを優先した結果、トラブルが起こってしまう場合もあるだろう。そのようなときに課題解決能力に長けていれば、事態の解決に向けて迅速に判断を下し、的確な行動をとることができる。また、今起こっていることの何が問題で何が必要とされているのかを探り当てることは、イノベーションを起こしていく有力な手法となる。