2024年05月02日( 木 )

怪我からの復活が待たれる横綱・照ノ富士

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 大相撲初場所は22日に千秋楽を迎え、大関の貴景勝が埼玉栄高校の後輩・琴勝峰を下し、13場所ぶり3度目の優勝をはたした。

 今場所は125年ぶりの1横綱、1大関となったうえに、横綱・照ノ富士が休場という状況下、貴景勝は大関としての責任をはたしたかっこうで、3月12日に初日を迎える春場所で横綱昇進にいどむことになる。

 上位陣不在の場所で奮闘した貴景勝。一方、怪我で昨年9月の秋場所途中から休場している横綱・照ノ富士の状態が心配される。照ノ富士について元大関・小錦八十吉氏は22日に自身が出演したテレビ番組で「彼は両方の膝を怪我している。戻ってきたとしても長くないだろう」との見解を示した。

 大関昇進後、怪我などで休場が続き、一時は序二段まで落ちたが、その後、復活をはたし横綱まで昇りつめた照ノ富士。その不屈の精神で春場所には元気な姿を全国の相撲ファンに見せてくれることを切に願っている。

【新貝 竜也】

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