2024年05月09日( 木 )

物流施設の建設で古賀市の発展に寄与

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

大高建設(株)

製造・物流を下支え

 岡崎工業(株)で経験を積んだ現会長・大木孝朋氏らによって、1975年3月に設立された大高建設(株)。岡崎工業時代からの新日鉄(現・日本製鉄)との深い関係のもと、鉄骨造の倉庫建築を軸に、他の追随を許さない技術力を蓄積しながら短期間で事業基盤を確立。設立間もない時期に、当時本格化していた東区の流通センター建設をことごとく受注したことで、「倉庫建設のオオタカ」「物流建設のオオタカ」などと呼ばれ、物流・生産拠点施設のパイオニアとして急激に成長していった。その後も、「地元福岡に貢献する」という想いから、福岡県を拠点として活動。「鉄骨造の物流施設」を中心に、工場・オフィスビル・医療福祉施設・商業施設・集合住宅など、さまざまな分野の建物に携わってきた。

 大規模な工業団地や物流団地が形成されている古賀市においても、同社は多くの物件を手がけてきた。一例を挙げると、九州商運(株)の冷凍輸送部(古賀市青柳/延床面積4,865.0m2)や(株)如水庵の営業本部・配送センター(古賀市青柳/延床面積2,480.68m2)、西日本急送(株)の古賀物流センター(古賀市青柳/延床面積4,069.08m2)、西部技研(株)の第二工場(古賀市青柳/延床面積4,192.13m2)および第三工場(古賀市青柳/延床面積:A棟3,724.00m2、B棟1,154.48m2)など。古賀市に拠点を構える製造業や物流業の下支えを、同社がしているといっても過言ではない。

西日本急送(株) 古賀物流センター
西日本急送(株) 古賀物流センター

若き市長の手腕に期待

 古賀市では2020年12月に「玄望園地区物流団地」が、20年6月に「古賀青柳工業団地」が相次いで竣工を迎えるなど、近年、新たな工業団地・物流団地が矢継ぎ早に開発されている。検討中のものを含めて5地区で新たな工業団地・物流団地の開発に向けた動きが進んでおり、同社の活躍の場はこれから増えてくるだろう。

 「現在、物流倉庫の需要などが急激に増えてきている一方で、福岡都市圏などでは用地の確保が困難になってきています。そうしたなか、古賀ICを擁して交通利便性が高いうえ、まとまった用地を捻出すべく同時多発的な開発に積極的に進んでいる古賀市には、とても魅力を感じます。古賀市の田辺一城市長はまだ42歳とお若く、今まさに脂が乗っている時期だと思います。また、絵に描いたことを実現できる実行力も備えています。田辺市長が先頭に立って進めるこれからの古賀市のまちづくりには、大いに期待しています」(同社会長・大木孝朋氏)。


<COMPANY INFORMATION>
大高建設(株)

代 表:大木 孝一郎
所在地:福岡市博多区上牟田1-29-6
設 立:1975年3月
資本金:9,500万円
TEL:092-414-2222
URL:http://www.o-taka.com

月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?

福岡のまちに関すること、再開発に関すること、建設・不動産業界に関することなどをテーマにオリジナル記事を執筆いただける方を募集しております。

記事の内容は、インタビュー、エリア紹介、業界の課題、統計情報の分析などです。詳しくは掲載実績をご参照ください。

企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。報酬は1記事1万円程度から。現在、業界に身を置いている方や趣味で再開発に興味がある方なども大歓迎です。

ご応募いただける場合は、こちらまで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。(返信にお時間いただく可能性がございます)

関連記事