デイスカウント2社は経常減益見通し PPIHと大黒天物産の業績比較
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九州域外のディスカウントストア、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)と大黒天物産の今期は経常減益になる見通しだ。PPIHは営業段階では前期比6.0%の増益だが、営業外収支に円安による為替差損を計上するため、経常が17.9%減益になる。大黒天は昨年7月から稼働した関西物流RMセンターの開業費用がかさみ52.7%の減益になる。
PPIHの昨年12月中間は、九州2店を含め国内で8店出店したことや主力の「ドンキホーテ」の既存店が前年同期比2.3%伸びたことで、6.6%の増収だった。国内は3.9%増だった。免税売上はコロナ禍前の6割の水準に回復した。インバウンド拡大をにらみ昨年11月、中洲店を増床した。
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