スエナガ 城南区南片江に有料老人ホーム&障がい者GH開設
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福祉関連施設の建設・運営を軸に事業展開中の(株)スエナガ(福岡市城南区、出口洋一代表)。このほど有料老人ホーム「たいよう片江館」(75室)と、障がい者向けグループホーム「YOKATOKO南片江」(20室、いずれも福岡市城南区南片江2丁目)が竣工し、21日と22日に内覧会を開催した。
たいよう片江館は(株)ttt(福岡県糸島市、内田啓太社長)、YOKATOKO南片江はスエナガがそれぞれ運営する。後者はすでに、デイサービスやショートステイなどのサービスを行っており、本格的な入居は8月からとなる。
障がい者グループホームは、ニーズは高いものの、受け入れが可能な施設が少ないのが現状。YOKATOKOは整った環境のなかで入居者1人ひとりが望む暮らしができる、質の高いサービスに定評がある。
内覧会には両施設の利用を希望する人たち、土地所有者など周辺地域の住民、金融機関や不動産事業者、施工店、さらには学校関係者など200人以上の来場者が訪れ盛況となった。
10月には南片江の近接地にさらにもう1カ所のYOKATOKOが竣工するが、これは九州産業大学の学生によるコンペの成果が反映されたものとなるという。このようにひとつの地域に複数の老人ホームや障がい者グループホームを展開する「福祉によるまちづくり」を通じ、スエナガはさらなる事業拡大を目指す。
【田中 直輝】
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