2024年05月05日( 日 )

ダイショー、価格改定で24年期第2四半期は増収増益

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 焼肉のタレや味・塩こしょうなどの粉末調味料の製造・販売を手がける(株)ダイショー(福岡本社:福岡市東区、松本洋助代表)は、このほど、2024年3月期第2四半期の連結決算を発表した。

 売上高は前年同期比106.3%の116億5,000万円で、営業利益は同104.8%の2億9,400万円、経常利益は同104.4%の2億9,900万円、四半期純利益は同112.4%の2億200万円で増収増益となった。

 コロナ禍で需要が喚起され、定着した“おうち焼肉”に対する需要増を追い風に、主力の『秘伝 焼肉のたれ』をはじめとする、焼肉のたれ類の販売が好調に推移。ロングセラー製品の『味・塩こしょう』も、発売55周年を記念し、人気アニメ作品とのコラボ製品を販売し好評を博したほか、円安や穀物需要の逼迫、原油価格の上昇などを受け、23年6月に製品価格を改定したことも業績向上に寄与した。

 通期の業績ついては、売上高が同4.0%増となる243億円、営業利益が同52.7%増の7億4,000万円、経常利益が同48.7%増の7億4,000万円、当期純利益が同47.9%増の4億6,000万円を予想している。

【代 源太朗】

関連キーワード

関連記事