2024年10月13日( 日 )

JR九州がホテル事業再編へ 人事・賃金制度も見直し

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 JR九州がホテル事業を再編する。29日に発表したもので、100%出資のJR 九州ホテルマネジメント(株)、JR 九州ホテルズ(株)、JR 九州ハウステンボスホテル(株)、JR 九州ステーションホテル小倉(株)を来年10月1日付けで合併するというもの。JR九州ホテルマネジメントが存続会社(以後の名称は未定)となる。

 新会社は宿泊主体型ホテル、フルサービスホテル、旅館などさまざまな形態、ブランドの施設を運営する総合的なホテル運営会社となる。

 再編と同時に人事・賃金制度を見直し、従業員にとってより働きがいがあり、働きやすい環境づくりを行い、さらに各社のリソースやノウハウを結集して経営基盤の強靭化を図り、施設運営力を高めるとしている。

 このうち、人事・賃金制度の見直しについては、約9%の賃金水準の引き上げ、スペシャリスト職の新設など多様なキャリアパスの整備、透明性の高い評価制度の導入などをあげている。

【田中 直輝】

関連記事