12日、(株)宮崎太陽銀行(本社:宮崎市、黒木浩代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、経常収益は148億5,900万円(前期比1.6%増)、経常利益は18億8,700万円(同23.2%減)、当期純利益は13億3,200万円(同24.4%減)となり、増収ながら減益となった。
決算要因としては、貸出金利息は84億2,700万円(前期比2.8%増)となり、主に中小企業向け融資の拡大が寄与した。一方、有価証券利息配当金は15億円(同9.4%減)と減少した。資金調達費用では預金利息が4億4,900万円(同920.4%増)と急増した。これに加えて、貸倒引当金繰入額が9億2,300万円(同125.1%増)に増えたことなどにより、利益を大きく圧迫した。
来期(26年3月期)の業績予想については、経常収益は155億円(前期比4.3%増)、経常利益は19億円(同0.6%増)、当期純利益は14億円(同5.0%増)で、増収増益への回復を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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