玉屋、トリアーダ宗像で防災イベントを開催

 福岡県・佐賀県でパチンコホール「玉屋」を12店舗展開する(株)玉屋(福岡市中央区、山口智也代表)は、平常時はベンチ、災害時には座板を外すことで炊き出し用のかまどに転用できる防災設備「かまどベンチ」を、複合商業施設・トリアーダ宗像に新設した。これに合わせて、先週20日(土)、トリアーダ宗像で防災イベントが開催された。

新設された「かまどベンチ」、座板を外すと炊き出し用のかまどとして利用可能に 玉屋HPより
新設された「かまどベンチ」
座板を外すと炊き出し用のかまどとして利用可能に
玉屋HPより

 同イベントでは、炊き出し体験や防災設備の見学会、消防車やパトカーの展示会などが行われたほか、玉屋のマスコットキャラクター・たまピーも参加し、子どもから大人まで、幅広い世代の地域住民が防災意識を高める機会となった。

たまピーと展示された消防車 玉屋HPより
たまピーと展示された消防車 玉屋HPより

    娯楽や物販、飲食を融合した複合商業施設・トリアーダ宗像は、1995年に開業して以降、長きにわたり地域社会の賑わい創出に貢献してきた。20年秋からは施設の老朽化に対応すべく、玉屋が約30億円を投じて再開発を実施。23年6月のグランドオープン時には、防災機能を備えた複合商業施設として宗像市と防災協定を締結するなど、賑わい創出の場にとどまらず、地域の防災拠点としての役割も担うようになっている。

【代源太朗】

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