2024年04月18日( 木 )

「手元にある政治」の実践に努める

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福岡県議会議員 民主・県政クラブ 福岡県古賀市選出 田辺 一城

県政の「見える化」を目指して

福岡県議会議員 民主・県政クラブ 福岡県古賀市選出 田辺 一城 氏<

福岡県議会議員 民主・県政クラブ
福岡県古賀市選出 田辺 一城 氏

 福岡県議会議員の田辺一城氏は35歳。2011年に福岡県議会議員に初当選し、現在は2期目を務めている。民主党・県政クラブ県議団に所属。民主党本部青年委員会副委員長を務め、党若手議員の牽引役として活躍している。

 今回の選挙で、定数1の一人区で激戦を制した選挙の決め手について、「『県政は見えにくい遠い存在』と言われてきた。また、『県議は何をしているかわからない』との声が多く聞こえるなかで、『住民のための政治』を目指し、県政の『見える化』を中心に活動してきた。そのためには、県政報告を年間10回程度発行し、そのたびに古賀市内の各駅などで配布。古賀市内46の自治会単位で、対話集会を4年間で100回以上実施してきた」と田辺県議は語る。

 夏祭りや敬老会など、市内各地で開かれるさまざまなイベントを全力で回るなか、ブログの更新は1,000回以上におよんだ。その結果、田辺県議の得票率は前回の52%から58%へと大幅アップ。得票数も前回を300票以上も上回る結果となって当選した。

年4回の定例会すべてで質問

 1期4年間の活動では、一人区の市民の代弁者が何をしなければならないかを常に考えてきた。所属政党・会派に関わりなく、地元の古賀市議会議員に声をかけ、予算勉強会などを開催。年4回の定例会すべてに質問してきた数少ない議員の1人で、4年間で16回の本会議質問を行った。

 議員としての役割とは、市民との対話を通じて、現場の声を知事・行政に届けることである。1年目から積極的に質問に立ち、その内容は県政全般にわたる。党内でも政策通として評判は高い。駅前や街頭、対話集会で得た情報をひと時も無駄にせずしっかりと議会活動につなげてきた田辺県議。また、日常生活に関連する予算が具体的にどのように使われているかなどを市民と「対話」することで県政の「見える化」に努めてきた。これは住民自治の基本に徹底して取り組んできた成果である。

 他党の支持者であったとしても、しっかりとコミュニケーションを取ることが大事だ。長いときには1人30分以上くらい時間をかけることもある。県議会議員選挙では市民が候補者の政策や経歴などを知るための「選挙公報」が発行されないという特異な状況が続いていた。

 そうしたなか、「発行すべきだ」と提案し、今回の選挙から実現した。また、地域のなかで在宅介護をサポートする「宅老所」の支援も、田辺県議の問題提起がきっかけとなった政策だ。まさに住民との対話が、課題解決につながった事例である。

「手元にある政治」の実践を目指す

 信条としているのは現場主義。現場というのは、政治家にとって住民が生活している場所のこと。「この場所に課題があり、課題を解決するために、我々政治家は政策を展開していく。地元を回りながらあらゆる立場の人と対話を重ねるなかで課題を解決する政策を県政で提起・提案して実現を図ってきた。こうした姿勢を堅持して古賀市・福岡県の振興・発展に今後も努めていきたい。対話と発信により県政の見える化に努め、住民の皆さまにとって、さらに県政が身近に感じられるよう『手元にある政治』の実践に努めます」と田辺県議は抱負を語った。

※記事内容は2015年8月31日時点のもの

<INFORMATION>
田辺かずき事務所
所在地:福岡県古賀市中央1-6-41 山仲ビル203
TEL:092-692-8510
FAX:092-410-7730
URL:http://www.tanabe-kazuki.jp

<プロフィール>
tanabe_pr田辺 一城(たなべ かずき)
1980年5月16日生まれ。福岡県立福岡高校、慶應義塾大学法学部卒業。毎日新聞社入社。2011年に福岡県議会議員に初当選し、現在は2期目。民主党・県政クラブ県議団に所属、農林水産委員。民主党本部青年委員会副委員長を務め、党若手議員の牽引役として活躍している。

 

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