2024年06月26日( 水 )

大さんのシニアリポート

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高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」を運営する作家・大山眞人氏が、高齢化社会の現状をリポート。

大山 眞人(おおやま まひと)
1944年山形市生まれ。早大卒。出版社勤務の後、ノンフィクション作家。
親友の死と手紙(後)
親友の死と手紙(後)
 H.Mは伊豆半島のある街で、小学校の教員として生涯を捧げた。ユニークなというより、他の教職員の目には‘変人’と映ったに違いない。
大山眞人 地域・文化
親友の死と手紙(前)
親友の死と手紙(前)
 高齢になれば誰しも「死」を意識せざるを得ない。死にもさまざまな死がある。配偶者、身内、友人との別れなど…。人によって寂寥感や喪失感は千差万別だろう。
大山眞人 地域・文化
ひきこもり146万人をどう見るか(後)
ひきこもり146万人をどう見るか(後)
 一昨年私の住む公的な集合住宅で4人の孤独死者が出たと報告した。その4人とも男性だった。「ひきこもりの末に孤独死するのは男」という一方的な刷り込みを否定できない。
大山眞人 地域・文化
ひきこもり146万人をどう見るか(前)
ひきこもり146万人をどう見るか(前)
 全国の15~64歳でひきこもり状態の人は、推計146万人いるという(3月31日、内閣府調査結果発表)。最大の理由として、「新型コロナウイルスの流行のため」を挙げている。
大山眞人 地域・文化
居場所って、いろいろあります(後)
居場所って、いろいろあります(後)
 「居場所」という言葉がマスコミなどに頻繁に登場し始めたのは、2000年の介護保険誕生のころからではないかと思う。それ以前にも個人的な言葉としては使われてはいた。
大山眞人 地域・文化
居場所って、いろいろあります(前)
居場所って、いろいろあります(前)
 運営する「サロン幸福亭ぐるり」をオープンして8月で16年目に入る。2004年夏、私が住む公営住宅内でふたりの孤独死者が出た。当該自治会はこの問題に無関心を示した。
大山眞人 地域・文化
書店が抱える問題とは?(後)
書店が抱える問題とは?(後)
 ジュンク堂書店で店長などを四半世紀勤めた名物書店員・福嶋聡氏は、朝日新聞(23年5月10日)で、大型店の相次ぐ閉店の理由を、「一言でいえば『スマート化』です...
大山眞人 地域・文化
書店が抱える問題とは?(前)
書店が抱える問題とは?(前)
 2年ぶりに新刊を上梓した。『瞽女の世界を旅する』(平凡社新書)である。いつものように、運営する「サロン幸福亭ぐるり」の広報誌「ぐるりのこと」に載せ、地域にポスティングした。すると...
大山眞人 地域・文化
自治会がなくなれば居場所もなくなる(後)
自治会がなくなれば居場所もなくなる(後)
 自治会崩壊の要因の1つに急激な高齢化があげられる。「65歳以上の高齢者の割合は、15年の26.6%から22年には29.1%」(同)に急増。
大山眞人 地域・文化
自治会がなくなれば居場所もなくなる(前)
自治会がなくなれば居場所もなくなる(前)
 私が住む公営の集合住宅に隣接するURには自治会がない。当初、自治会立ち上げの機運があったものの、UR側が難色を示しことごとく潰されたと聞く。
大山眞人 地域・文化
盲女の旅芸人と村人の情け(後)
盲女の旅芸人と村人の情け(後)
 夕食を終えたころ、村人が瞽女宿に集まりはじめる。年に一度の瞽女の唄を聴くためである。座敷の上座に据えられた瞽女たちは、まず「宿払い」程度に民謡や短めの語り物を披露する。
大山眞人 地域・文化
盲女の旅芸人と村人の情け(前)
盲女の旅芸人と村人の情け(前)
 彼女たちとの出会いは、『朝日グラフ』(昭和45年5月8日号)に掲載された旅姿を見たときにはじまる。それは私が見たこともない異形の遊芸人の姿だった。
大山眞人 地域・文化
孤立する人、しない人(後)
孤立する人、しない人(後)
 「役職定年」で落ちこぼれを感じる会社員が急増するなか、65歳以上の高齢者の2割が「生きがいを感じない」という結果が内閣府の調査(22年版「高齢社会白書」)で分かった。
大山眞人 地域・文化
孤立する人、しない人(前)
孤立する人、しない人(前)
 運営する高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」を訪れる客層が、最近少しばかり変化した気がする。昨年11月、地域にある公民館を拠点に「おやじアコギ倶楽部」を創設した。
大山眞人 地域・文化
「宝くじの神様」と呼ばれた男(4)
「宝くじの神様」と呼ばれた男(4)
 「勝札」の売り捌きは百貨店組合、全国煙草組合、鉄道弘済会、新聞共同即売組合などの組織と個人販売だった。
大山眞人 地域・文化
「宝くじの神様」と呼ばれた男(3)
「宝くじの神様」と呼ばれた男(3)
 新富くじ発行のための臨時資金調達法「抽籤により当籤金を交付する証票案」は、圧倒的多数で衆議院を通過。昭和20年2月10日施行と決定した。
大山眞人 地域・文化
「宝くじの神様」と呼ばれた男(2)
「宝くじの神様」と呼ばれた男(2)
 ここで勧銀戦時債券部員片岡一久の登場である。まず戦時債券部の部長平井健吉に、「富くじ発行は勧銀が持ち込んだ話にしないで、大蔵省から委託されたというかたちにして常務会に出しては」と進言し採用。
大山眞人 地域・文化
「宝くじの神様」と呼ばれた男(1)
「宝くじの神様」と呼ばれた男(1)
 宝くじは、たった1人のバンカーが考案したということをご存じだろうか。今回はシニア問題を少し脇に置き、「宝くじの神様と呼ばれた男」の話を4回に分けて報告する。
大山眞人 地域・文化
孤独からの脱出(後)
孤独からの脱出(後)
 高齢者の孤立を防ぐには話し相手がいることだろう。ところがこれが難しい。引きこもりがちな高齢者が、みずから話し相手を求めて出歩くことはほとんどない。「出会いの場」を通じて話し相手や友達をつくる。
大山眞人 地域・文化
孤独からの脱出(前)
孤独からの脱出(前)
 「サロン幸福亭ぐるり」の常連客M女が救急搬送された。第111回で紹介した「ぐるり」最強の「困ったちゃん」である。後日判明したことだが、入浴中に足腰が立たなくなり、大声で助けを求めたという。
大山眞人 地域・文化