2022年05月24日( 火 )
by データ・マックス

大さんのシニアリポート

高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」を運営する作家・大山眞人氏が、高齢化社会の現状をリポート。

大山 眞人(おおやま まひと)
1944年山形市生まれ。早大卒。出版社勤務の後、ノンフィクション作家。
旅の本質に見え隠れするもの(続)(後)
旅の本質に見え隠れするもの(続)(後)
瞽女の旅は、季節ごとに訪ねる村が決められていた。信州の旅は必ず夏に行われるという具合である。涼を求める旅という意味もあった...
地域・文化
旅の本質に見え隠れするもの(続)(前)
旅の本質に見え隠れするもの(続)(前)
来年、『高田瞽女(ごぜ)が見た昭和の原風景と人の情け』(仮題・平凡社新書)を上梓する。目の見えない女だけの遊芸人(ゆうげいにん)、瞽女。彼女らもまた生きるために旅をした...
地域・文化
旅の本質に見え隠れするもの(後)
旅の本質に見え隠れするもの(後)
明治期以前の旅は馬や駕籠を利用するという方法もあったが、自分の足で歩くことが基本だった。旅とは、「住む土地を離れて、一時ほかの土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず...
地域・文化
旅の本質に見え隠れするもの(前)
旅の本質に見え隠れするもの(前)
コロナ禍で「利他(りた)」について考えてみた。運営する「サロン幸福亭ぐるり」も地域の高齢者のための居場所である。一定程度の公的な援助や入亭料はあるものの、不足分は自分で負担している...
地域・文化
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(後)
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(後)
こういうことがあった。身内が見つかり、岩田氏が家族に電話をしたところ、家族は頑として遺骨の引き取りを拒否。岩田氏が「引き取り拒否なら、遺骨がどうなろうとよろしいんですか」と尋ねると...
地域・文化
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(中)
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(中)
それでも、父親の死に気づかなかったのだろうか、という疑問は残る。作家の重松清氏は、「1つ屋根の下だけど、2つの生活があって、なかなか交じり合わない。あえて介入しない。お互いに自由に過ごす。ところがこういう不幸が起きると...
地域・文化
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(前)
同居人いるのに孤独死、これってアリですか?(前)
コロナ禍で孤独死が増えているという。主催する「サロン幸福亭ぐるり」のあるUR((独)都市再生機構)でも、男性の孤独死が起きた。おそらく60代だと推測する...
地域・文化
「させていただきます」って、意味分かりますか?(後)
「させていただきます」って、意味分かりますか?(後)
「させていただく」については、「相手側、または第三者に許可を受けて行う場合―そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある場合、この2つの条件がある場合だけ、『させていただく』が適切だ」と規定されている...
地域・文化
「させていただきます」って、意味分かりますか?(前)
「させていただきます」って、意味分かりますか?(前)
「やらさせていただきます」。4月5日の国会で、菅総理の答弁中に使われた言葉だ(聞き間違えだといいのだが)。最近、やたら意味不明の敬語を乱発するのを見聞きする機会が多い...
地域・文化
「東日本大震災から10年」を思う(後)
「東日本大震災から10年」を思う(後)
日常に目を戻す。私が住む地区で毎年行われる防災訓練はこうだ。住民の集合場所は主に学校のグランドが指定される。この地区は一番近い小学校のグランドではなく、その小学校を横目で見ながら、隣の高校のグランドへ向かわなくてはならない...
地域・文化 東日本大震災から10年
「東日本大震災から10年」を思う(前)
「東日本大震災から10年」を思う(前)
東日本大震災が起きてから10年を迎えた。震源地から遠く離れたわたしの街でも激震が襲った。外出するためガスストーブを消した直後のことだった。激しい横揺れでスチール製の本棚が崩れて、消したばかりのストーブに多数の本が落下した...
地域・文化 東日本大震災から10年
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(後)
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(後)
介護を勉強するために専門学校に通っていた妻(当時65歳)が、訪問介護の実習でとあるお宅を訪問したときのこと。80過ぎの独り住まいの男性。要介護4。頼まれて昼食を作ることになり、得意の味噌汁をつくった。それを口にした彼は「あーあうまい、妻が作ってくれた味だ」と喜び、「毎日来て、食事を作ってくれ」と懇願されたという...
地域・文化 新型コロナウイルス ニュース コロナ 政治・社会
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(前)
コロナ禍での「孤食(個食)」について考える(前)
 私が運営する「サロン幸福亭ぐるり」の常連来亭者の半数は配偶者に先立たれたり、離婚したりした独居者である。政治・経済・芸術(演歌を除く)が話題に上ることはない。驚くことに料理の話もまったく出ない。そこに高齢者に特有な「食文化の崩壊」がみられた...
地域・文化 新型コロナウイルス ニュース コロナ 政治・社会
「ほどよい距離」と「1人」、そして「あっち側とこっち側」(後)
「ほどよい距離」と「1人」、そして「あっち側とこっち側」(後)
精神科医の熊代亨は、「いまなら発達障害などと診断されるような人が、昭和の時代にはあちこちで当たり前に暮らしていた、ということです」「一方で、いまの社会はますます清潔で行儀良く、効率的で、コミュニケーション能力が求められる。それについて行けない人に対処する需要が高まったから、発達障害が『病気』として受け入れられたようにも感じます」と指摘する...
地域・文化 新型コロナウイルス ニュース
黒田恭一とアナログレコード(後)
黒田恭一とアナログレコード(後)
レコードは金と手間暇がかかる。私のオーディオ機器でも、おそらく総額150万円は軽く超えるだろう...
地域・文化
黒田恭一とアナログレコード(前)
黒田恭一とアナログレコード(前)
黒田恭一がこの世を去ってから11年が過ぎた。クラシック音楽の評論家で、特にオペラには造形深く、独特の表現力で多くのファンを得ていた。評論活動だけではなく、『20世紀の名演奏』(NHK・FM)をはじめ、ラジオやテレビの音楽番組の構成兼解説者として活躍した...
地域・文化
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(後)
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(後)
食品ロスは深刻である。環境省などの推計によると、「国内で発生する食品ロスは年612万トン。半分以上の328万トンが、外食産業での食べ残しなどを含む食品関連事業者に由来する...
地域・文化
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(前)
コロナ禍での子ども食堂、フードロス、そして直筆の手紙(前)
コロナ禍で日常生活そのものに大きな変化が生じた。運営する「サロン幸福亭ぐるり」での子ども食堂も例外ではない。まず、「三密」は避けようがない...
地域・文化
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(後)
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(後)
マスコミそのものが筆者身近な読者同様、「敵性音楽の使用」に関心がないのかもしれない。そのように考えてみると、戦後この問題に触れたのは、管見の限りでは長田暁二氏(大衆音楽文化研究家)...
地域・文化
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(前)
音楽に見る日本人の正体(3)総集編(前)
拙著「『陸軍分列行進曲』とふたつの『君が代』―出陣学徒は敵性音楽で戦場に送られた」の発売から2カ月以上が経った。読者からの反応は実に良い。 しかし、寄せられた感想はこれまでの拙著上梓時の反応より圧倒的に少なく、それに比例するかのように販売部数も伸びていない...
地域・文化