武者リサーチ「ストラテジーブレティン」

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円安を享受せよ~円安は日本製造業の劇的復活を担保する(前)
円安を享受せよ~円安は日本製造業の劇的復活を担保する(前)
 円が急落、ドル円は151.6円という1990年以来のほぼ3年ぶりの円安になっている。
国際
2024年に向け、ますます鮮明になる日本株優位(後)
2024年に向け、ますます鮮明になる日本株優位(後)
 このように世界的な不安の種が大きければ大きいほど、日本の明るさが浮上する、という珍しい事態が起きている。過去30年間、日本は世界の劣等生であり続けた。
国際
2024年に向け、ますます鮮明になる日本株優位(前)
2024年に向け、ますます鮮明になる日本株優位(前)
 日本は政治においても、経済と株式においても主要国のなかで最も明るい国といえるのではないか。岸田政権の支持率が大きく低下しているとはいえ、弱体な野党に助けられて政権基盤は盤石である。
国際
1971年体制の終焉、ドル一強時代の始まりか(1)米国経済の突出(後)
1971年体制の終焉、ドル一強時代の始まりか(1)米国経済の突出(後)
 ならばなぜFRBはそこまで利上げにこだわるのかだが、昨年来の500ベーシスの利上げに実体経済がまったく反応しない、その強さがなぜなのか分からないからであろう。
国際
1971年体制の終焉、ドル一強時代の始まりか(1)米国経済の突出(前)
1971年体制の終焉、ドル一強時代の始まりか(1)米国経済の突出(前)
 世界は混沌の度を強めている。米中対立と中国による台湾進攻の可能性の高まり、ロシアによるウクライナ侵略、ハマスによるイスラエル攻撃とイスラエルの反撃など、戦後の民主主義、国際法に基づく国際秩序は灰燼に帰しつつある。
国際
窮地か?ドイツ企業の対中戦略検討とEU(後)
窮地か?ドイツ企業の対中戦略検討とEU(後)
 そもそも完全EV化の前に過渡期としてのHV、PHVをかませることで移行がよりスムーズになるとのトヨタの主張にも道理がある。
国際
窮地か?ドイツ企業の対中戦略検討とEU(中)
窮地か?ドイツ企業の対中戦略検討とEU(中)
 親中国路線にこだわるドイツ企業の戦略が功を奏するかどうかは、一に今後の中国内需にかかっている。以下この点を検討するが、3つの理由により、中国が旺盛な国内需要を維持することは困難とみられる。
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窮地か?ドイツ企業の対中戦略検討とEU(前)
窮地か?ドイツ企業の対中戦略検討とEU(前)
 ロシアによるウクライナ侵略、米中対立と台湾進攻の可能性、中国での不動産バブル崩壊、欧米先進国における分断と右派ポピュリズムの台頭……など世界経済に困難が山積している。
国際
日中不動産バブルの比較と中国Japanification の可能性(後)
日中不動産バブルの比較と中国Japanification の可能性(後)
 ではバブル崩壊の現状はどうかだが、中国はバブル崩壊の初期、日本の推移と比較すると1990年代前半に相当する、といえるのではないか。
国際
日中不動産バブルの比較と中国Japanification の可能性(前)
日中不動産バブルの比較と中国Japanification の可能性(前)
 中国不動産バブル崩壊は世界経済の最大懸念の1つとなった。日本の不動産バブル崩壊は失われた30 年に帰結したが、中国が日本のたどった道を後追いするのか、関心が高まっている。
国際
日本株投資、秋の陣が始まった(後)
日本株投資、秋の陣が始まった(後)
 このハイテクでの対中デカップリングと軌を一にして、円が急落している。2021年には100円台であったドル円は直近では146円へと、3割以上の急落となった。
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日本株投資、秋の陣が始まった(前)
日本株投資、秋の陣が始まった(前)
 注目された2023年8月のジャクソンホール会議が終わり、市場に安堵感が戻りつつある。
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米国繁栄、中国衰弱の二極化が始まった(後)
米国繁栄、中国衰弱の二極化が始まった(後)
 他方で、中国経済の不振が際立ち始めた。GDPは1Q 前期比+2.2% (前年は同+4.5%)、2Q 前期比+0.8% (同+6.3%)と急減速している。6月小売は前月比0.2%と失速しつつあり、5%成長は困難になってきた。
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米国繁栄、中国衰弱の二極化が始まった(前)
米国繁栄、中国衰弱の二極化が始まった(前)
 米国経済の驚くべき強さは特筆に値する。40年間で最大の引き締めにもかかわらず、リセッションの気配がまったくない。
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バイデノミクスとレッセフェールの死衰(後)
バイデノミクスとレッセフェールの死衰(後)
 一見IRA法は環境投資に焦点を当てているように見えるが、実は中国が圧倒的に強いクリーンエネルギー関連製品をブロックする仕組みとなっているといえよう。
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バイデノミクスとレッセフェールの死衰(前)
バイデノミクスとレッセフェールの死衰(前)
 ウクライナ戦争は世界の民主主義諸国の価値観を根底から変え、各国の政策レジームを大転換させている。
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米中対立と環境問題、EV 政策の二律背反(後)
米中対立と環境問題、EV 政策の二律背反(後)
 このように先進国にとって中国が抑え込まなければいけない相手であるとの認識が確立する前に、すでに中国は環境問題を追い風として自国の産業を有利に誘導するということをやっていたのだ。
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米中対立と環境問題、EV 政策の二律背反(前)
米中対立と環境問題、EV 政策の二律背反(前)
 環境問題と米中対立の二律背反を議論しなければならない時期に来たと思われる。環境問題は米中対立が深刻化する前から続く人類の歴史的な課題である。
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突出する日本株高、米中対決と超円安が流れを変えた(後)
突出する日本株高、米中対決と超円安が流れを変えた(後)
 2023年の日本経済はバブル崩壊後、最も明るい数量景気の年となるだろう。Jカーブ効果により円安初期の価格面でのマイナス場面が終わり、数量増の乗数効果が表れる時期に入る。
国際
突出する日本株高、米中対決と超円安が流れを変えた(前)
突出する日本株高、米中対決と超円安が流れを変えた(前)
 日本株が世界株式の中心に躍り出た。武者リサーチは「2023年は日本の大転換の年、日本が世界投資の中心なる年」と主張してきたが、それは今や明白である。
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