2023年1月11日 17:15
日銀が金利の長期上昇トレンドを示唆した今、投資家もリスクテイクへとアクション変更を余儀なくされる。円金利急騰のリスクからポートフォリオ再構築が待ったなしとなり、その結果すべての主体が株式買いに回るだろう。
2023年1月6日 17:00
高速利上げにもかかわらず、米国経済は依然堅調でソフトランディングの可能性すら残している。注目すべきはなぜここまで金融市場はresilient、堅牢であったかである。
2023年1月5日 16:30
2022年の主役は為替の大変動だった。23年はドル高と円安が何を引き起こすのかをめぐって、世界と日本経済が展開されていくものと思われる。
2022年12月23日 14:00
12月20日のYCC(イールドカーブコントロール)変更、0.25%から0.5%への長期金利変動幅の拡大、はサプライズであった。誰も予期しなかったということは日銀が攻めている表れ...
2022年12月22日 17:40
6%のコアCPIの下で3%台に長期金利が抑制されているということは、潜在的な貯蓄余剰=デフレリスクの存在、を示唆する。このことにより、いつでも金融緩和という手段を使える。
2022年12月21日 17:00
武者リサーチは、タガを外れたような円の暴落はまったく考えられないし、日本に円安を止めなければならない理由もない、と判断している。
2022年12月20日 17:00
世界経済の急減速が続いている。IMFは世界経済見通しを2021年6.0%、2022年3.2%の後、2023年は2.7%と見ているが、さらなる下方修正は必至。
2022年12月3日 06:00
かくしてドル高が米国の輸入増加(=米国の債務増加)、世界成長の加速と資本の米国への集中という好循環を引き起こし始めている。
2022年11月24日 17:45
バブル崩壊以降、日本企業は保守的財務戦略に徹してきた。借金を減らし、利益の社外流出を抑えて自己資本を厚くし、ひとたび危機が起きたときに備えるため財務クッションを著しく高めてきた。
2022年11月22日 16:15
Q 武者リサーチは2023年が日本経済大転換の年であり、企業も戦略を抜本的に変更しなければいけない、と訴えています...
2022年11月2日 17:02
米中対立による脱中国の動きは、日本の円安Jカーブ効果をより加速するものとなるだろう。Jカーブ効果とは、円安により当初は、輸入単価が上昇して貿易赤字が増える(円安はマイナスに見える)が、やがて大きな数量増加の好循環をもたらす、というものである。
2022年11月1日 17:40
米国の対中封じ込め政策は、一気に高まるだろう。10月7日米国商務省は、「半導体、スーパーコンピューターなどに関した対中輸出規制」を著しく強化した。
2022年10月27日 09:50
この恒常的資本流出のメカニズムが、円急落により終わりを迎えるかもしれない。第一に企業投資の重点が、海外から国内へとシフトしつつある。
2022年10月15日 06:00
国内設備投資急増の兆しが表れている。9月の日銀短観の2022年度の設備投資計画は、全産業16.4%、製造業21.2%と過去最高の伸びとなった。
2022年10月14日 17:10
惨憺たる9月が終わった。8月末のジャクソンホールでのパウエルFRB議長スピーチ以降、市場で広がっていた早期利下げ期待が急速に後退した。
2022年10月13日 16:35
惨憺たる9月が終わった。8月末のジャクソンホールでのパウエルFRB議長スピーチ以降、市場で広がっていた早期利下げ期待が急速に後退した。