化血研、明治G、再春館、えがおなどに事業売却
2018年3月23日 09:19
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(一財)化学及血清療法研究所(本社:熊本市北区、木下統晴理事長)はこのほど、 昨年12月に締結した、人体用ワクチン事業、血漿分画製剤事業、動物用ワクチン事業など主要3事業を、(株)明治グループと、熊本県地場企業グループへ株式譲渡する契約を締結したと発表した。
譲渡金額は500億円。株式の内訳は、(株)明治のグループ企業である明治ホールディングス(株)が29%、Meiji Seikaファルマ(株)が20%、(株)えがおホールディングス、(株)再春館製薬所、富田薬品(株)、(株)熊本放送、(株)テレビ熊本、(学)君が淵学園、(株)肥後銀行の7社で構成される熊本県企業グループ7社で49%、熊本県が2%。株式譲渡の実行日は7月2日で新社名は「KMバイオロジクス」に決まった。
今後、明治グループ全体のガバナンス体制による指導・管理・監督が行われ、従業員の雇用・待遇や、製品に係る安定供給、公衆衛生に関わる公益性・公共性の高い事業や、それにかかわる研究開発活動を維持・継続することが決まった。新会社となり、同社が引き起こした血液製剤の不正問題に対する再発防止と信頼回復に向けた取り組みが注目される。
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