2022年01月22日( 土 )
by データ・マックス

入居テナントと移転交渉、「天神コア」2020年3月末で閉店か?

 西日本鉄道(株)(以下、西鉄)が、管理運営する天神のファッションビル「天神コア」の入居テナントに対し、移転交渉を行っていることがわかった。交渉では、2020年3月末までをメドとして伝えているといい、テナントの移転が完了すれば、「天神コア」は20年3月末にも閉店するものとみられる。

 「天神コア」は、1976年6月に開業した地上8F・地下2F建てのファッションビル。若者向けショップを中心に約120店舗が入居している。天神地区のビルのなかでは古参であり、開業から40年以上が経過し、老朽化も進んでいる。
 西鉄は16年3月に、本社の入る「福岡ビル」を建て替える方針を公表しており、隣接する「天神コア」や「天神ビブレ」との一体開発も視野に入れた見解を示していた。今回の「天神コア」の閉店に向けた動きにより、3つのビルの建替えが本格的に動いていきそうだ。

 なお、西鉄広報課は「現在、入居テナントに対して、2020年3月末までをメドに、移転交渉を行っているのは事実です。ただし、天神コアの閉店やその後の建替えについては、現時点ではまだ正式に決まってはおりません」とコメントする。

 天神地区では現在、24年までに30棟の民間ビルの建替えを促す再開発プロジェクト「天神ビッグバン」が進行しており、天神コアや福岡ビル、天神ビブレが並ぶ「天神1丁目南ブロック」(約3.1ha)は、再開発エリアのなかでも中心地にあたる。隣接地では、天神ビッグバンプロジェクト第1号物件「天神ビジネスセンタープロジェクト」も進行しており、一帯での建替え・再開発に拍車がかかりそうだ。

【坂田 憲治】

 

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