2024年03月29日( 金 )

【103年ぶりの決勝】快進撃の金足農業、始業式は延期~決勝は副知事と県会議長が現地入り

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▲金足農業の8月行事予定(高校HPより)​​​

 阪神甲子園球場で開催中の第100回全国高校野球選手権記念大会は今日、準決勝の2試合が行われる。第一試合では、秋田県代表の金足農業が日大三に2対1で勝利、秋田県勢としては第1回大会(1915年)の秋田中学(現・秋田高校)以来の決勝進出をはたした。

 秋田県の佐竹敬久知事は、18日の準々決勝を現地で観戦。近江戦での劇的なサヨナラ勝利を「生」で体験した。20日から海外出張に出ているため21日の決勝は現地入りできないが、副知事と県議会議長が甲子園入りして、103年ぶりの奇跡を待ちわびる予定だ。

 秋田県の公立高校は20日と決勝が行われる21日に始業式を行う学校が多く、金足農業も21日に始業式の予定だったが、すでに23日に延期することを決めている。決勝戦は約200人の学校関係者が甲子園に入る予定で、残った生徒向けに体育館でパブリックビューイングを行う。

 日大三高に勝利した直後から金足農業の公式HPはつながりにくい状態が続いており、県の教育委員会関係者によると「電話もパンク状態」だという。

 データ・マックスの取材に応じた同校の松田聡教頭は、「全国から、試合を観て感動した、という電話が殺到している。寄付の申し出も相次いでおり、うれしい悲鳴です」と話している。

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