• このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年09月21日 09:00

【福岡市政インサイダー情報/番外編】がんばれ! 白ブリーフ裁判官~岡口基一判事の分限裁判

 白ブリーフの自撮り写真で有名な東京高等裁判所の岡口基一判事(以下「岡口さん」)が、私的に発信した、裁判(捨て犬裁判)に関するツイッターの件で分限裁判にかけられたんだけど、裁判官を型にはめたい裁判所の無理筋って感じがするね。
※分限裁判= 裁判官の免官・懲戒について行われる裁判

【捨て犬裁判の概略】
 2013年6月に公園で、口輪をはめられて柵につながれていた犬を近所の主婦が保護。主婦は最寄りの警察署に拾得物として届け出たが、自ら飼育することを申し出て、自宅に連れ帰る。同年9月に警察から「飼い主が名乗り出た」との連絡あり。

 飼い主女性の説明では、「交際相手の同居男性が犬嫌いで、その男性が犬を置いてきた。逆らえば、結婚も破談になってしまうと思い、何も言えなかった。この男性とは別れ、元夫と再婚することとなり犬を飼えるようになったので返してほしい」とのこと。一方で、主婦が保護する2週間前にも、その犬は、「交際相手の男性」によって公園に放置され、近隣の人に保護されていた。

 主婦は「女性は犬の飼い主として信頼できない。返還は犬のためにならない」として返還を拒否。

 2014年10月に、女性の弁護士から返還を求める内容証明が届き、2015年3月には返還と慰謝料を求める訴状が送られてきた。女性は「犬の所有権を放棄したことはない。被告には引き渡す義務がある」などと主張。

 → 東京地裁は「女性が所有権を確定的に放棄したとまでは認められない」と判断し、主婦は敗訴。控訴したものの、東京高裁も一審判決を支持。

 この事件が、今年5月に朝日新聞で取り上げられたんだけど、岡口さんはインターネット記事とそのURLを引用しながら、

 〈公園に放置されていた犬を保護して育てていたら、3カ月くらい経って、もとの飼い主が名乗り出てきて、「返してください」。「え? あなた?この犬を捨てたんでしょ? 3カ月も放置しておきながら……」裁判の結果は……〉とツイート。

▲オフではモード系でキメる岡口裁判官は、
 海外で有名ブティックめぐりもするおしゃれさん
 (写真はロンドンでの1枚/本人のFacebookより)。
 男も惚れる「アニキ系」肉体美は、
 自宅でのペットボトルを使った筋トレで維持しているという

 ツイートの内容自体は、「そらそうだろうな」と思えるもので、とくに目くじらを立てるほどのこともないと思うんだけど、飼い主の女性から東京高裁に苦情が出されちゃったんだよね。

 岡口さんは過去に2回ほどツイッターで問題を起こしているから、東京高裁も「いい加減にツイッターやめないと、分限裁判かけちゃうよ」と脅したんだけど、岡口さんがまったく言うことを聞かないから東京高裁も意地になっちゃったのかな。
 ツイッターで飼い主の女性の感情を傷付けたのが「裁判所法49条の懲戒事由に該当する」として、最高裁に分限裁判の申立てをしちゃったっていうんだから無茶な話。

 正直、岡口さんの白ブリーフ一丁の写真は個人的にはあまり……って感じだけれど、東京高裁の裁判長に逆らってまでツイッターを続けようとしたのはすごい覚悟だと思う。なんぼ憲法上で裁判官の独立が認められてるっていっても、普通ならツイッターやめちゃうって。

 岡口さんは主張書面の追加内容で
 「本件ツイートがいかなる理由で問題があるのかは、申立人(東京高裁の裁判長)の主張が明らかではないところですが、仮に何らかの問題があったとしても、それを理由に、ツイッターにおけるツイートをすべて止めさせるというのでは、表現の自由の侵害に当たることは明らかです。私は、もちろん、このような理不尽な要求を拒否しました。私は、自分の権利すら守れない法曹が、他人の権利を守れるはずがないと考えているからです」
なんて書いてるんだけど、カッコイイよね。

 岡口さんは、自分が行動することによって世界が変わる、あるいは変わるかもしれないと思っている人なんじゃないかな。異分子、変わり者、ドリーマー、ドン・キホーテ、理想主義者……いろいろな呼び方はあるけれど、何にしても、統制・支配しようとする側からは疎まれる存在だよね。

 でも、岡口さんみたいな存在がいなければ、大きな組織は停滞・逼塞し腐っていくと思う。
 だからこそ、がんばれ白ブリーフ裁判官!!

 まぁ、福岡市では職員はみんなおとなしいもので、SNSで職員がとくに問題を起こすこともなく……あっ、そういえばトップが一番やらかしていたんだった。……議会中なのにホテルのプールでドヤ顔で写ってたフェイスブックの記事。

 俺はぜってぇー忘れねェからな!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

2019年02月15日 16:00

【特別レポート】九電工関係者による傷害致死事件の真相を探る(4/完結編)~開成→東大卒弁護士による不自然な勾留理由開示請求

  昨年9月、長崎県五島列島の北端に浮かぶ小さな島で起きた傷害致死事件。加害者とされる男性が自首したにもかかわらずなぜかすぐに釈放され、いくつも不明な点が残され...

2019年02月17日 07:03

空間に新たな価値を付加する家具づくり 時代変化に適応し、新体制の構築へ(前)

  (株)アダル 代表取締役社長 武野 龍 氏 主に業務用家具・店舗用家具の製造・販売を行い、創業から65年以上の業歴を重ねてきた地場を代表する老舗の...

2019年02月17日 07:01

【日韓ビジネスコンサルタントの視点】米中貿易戦争長期化への懸念~戦々恐々の韓国経済(4)

  強まる韓国の悲観論  米中貿易戦争は韓国経済にどのような影響をおよぼすだろうか。現在、韓国経済は悪材料がいくつも重なっており、先の見通しができないほど不...

2019年02月16日 07:05

芝浦グループ多角化戦略のいま 繁栄の鍵は「人財」発掘にあり(後)

  芝浦グループホールディングス(株) 代表取締役社長 新地 洋和 氏 各事業の取り組み  ―19年の事業展望について。アグリ事業では多数雇用...

2019年02月16日 07:02

【日韓ビジネスコンサルタントの視点】米中貿易戦争長期化への懸念~戦々恐々の韓国経済(3)

  中国が取り得る3つの戦略  それでは、今回の米中貿易戦争の真の狙いはどこにあるだろうか。中国はこのペースで行くと、2020年の中盤ごろアメリカを抜いて...

2019年02月15日 18:11

元オネエ系タレントの振付師K・Bの弟も~中洲のクラブ経営者、脱税容疑で逮捕

   福岡地検特別刑事部は2月14日、所得税法違反(脱税)の疑いで、飲食店経営者椛島(かばしま)譲治(48)、竹田一郎(48)、井上貴博(41)、植村勲(39)、中...

2019年02月15日 17:56

わらび座「北前ザンブリコ」みどころ(1)

  ■劇団わらび座ミュージカル「北前ザンブリコ」 <開催日時> 2019年3月5日(火) 18:30~(開場18:00) &...

2019年02月15日 17:51

シノケン18年12月期は増収減益 市況悪化で今期は抑制予想

   15日、シノケングループが2018年12月期(連結)の決算発表を行った。同期の売上高は1,113億円(前期比5.1%増)、営業利益は118億円(8.3%減)、経...

2019年02月15日 16:06

石油から水へ:新たな富を生む『水力(ウォーター・パワー)』(前編)

   NetIB-Newsでは、「未来トレンド分析シリーズ」の連載でもお馴染みの国際政治経済学者の浜田和幸氏のメルマガ「浜田和幸の世界最新トレンドとビジネスチャ...

2019年02月15日 15:43

「はかた一番どり」のあらい、古賀市ふるさと返礼品で賞味期限切れ品を誤発送~昨年11月には宗像市の返礼品でも誤発送

   古賀市役所は14日、同市のふるさと納税返礼品を取り扱う株式会社あらいが、賞味期限切れの鶏がらスープを含む返礼品「水炊きセット和(なごみ)」5セットを発送してい...

pagetop