2024年04月26日( 金 )

不動産的 太宰府のポテンシャル「動線と開発で大きく伸びる」

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

(株)トリビュート

 福岡市博多区と東京都港区に拠点を構え、これまで数多くの不動産売買を手がけてきたトリビュート。長崎県のアパートから東京都心のオフィスビルまで、幅広いジャンルの不動産を売買してきただけでなく、「外装が汚れている」「設備が古く入居率が低い」「用途がニーズに合っていない」などの課題を抱えながら、立地や構造などポテンシャルの高い不動産をバリューアップすることで、本来の価値を取り戻してきた。福岡都市圏の不動産マーケットを見続けてきた同社の田中稔眞社長に、太宰府市のポテンシャルについて聞いた。

都心近く歴史遺産も豊富、さらに広大な未開発地も

 太宰府市は、非常に高いポテンシャルをもっているまちだと思います。北部の四王寺山、東部の宝満山、西南部の天拝山に囲まれ、中央部には御笠川が流れる風光明媚なまちでありながら、福岡都心にも近い。また、市内にはJR鹿児島本線の都府楼南駅や、西鉄太宰府線の五条駅と太宰府駅があるほか、市境を接する筑紫野市や大野城市も含めると、鉄道網はある程度整備されています。

 さらに、九州自動車道・太宰府ICや都市高速の出入り口もあって交通インフラは整っており、鉄道でも車でも便利なまちです。

(株)トリビュート 田中 稔眞 社長

 一方で、空海や菅原道真を始めとした太宰府ゆかりの歴史的人物も多く、全国的に知られる太宰府天満宮や竈門神社、戒壇院、王城神社、大宰府政庁跡などの史跡が市内各所に点在するなど、豊富な歴史遺産を有しています。そして、このことにも起因するのですが、太宰府市の面積(2,961ha)の3分の1以上が市街化調整区域となっています。

 市街化調整区域では、原則として開発行為、建築行為が制限されています。見方を変えれば、ポテンシャルの高いまちでありながら、まだまだ貴重な未開発の土地が残されているということです。もちろん、歴史や文化を重んじた景観に配慮した都市計画が求められますが、数多くの観光資源を生かした回遊性の高い動線、ファミリー層に親しまれる施設をつくることができれば、太宰府市の魅力はさらに大きなものとなるでしょう。

<COMPANY INFORMATION>
(株)トリビュート

代 表:田中 稔眞
所在地:福岡市博多区博多駅前3-27-24 博多タナカビル8F
東京本社:東京都港区虎ノ門2-9-14 郵政福祉虎ノ門第一ビル7F
設 立:2009年4月
資本金:1,600万円
TE L:092-292-2313/(東京本社)03-6257-3801
URL : http://tribute-company.jp

関連記事