2024年04月18日( 木 )

27日の日経平均株価急反騰~前日比+750.56円の2万77円62銭

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 今年に入って、東京株式市場の日経平均株価が6日続落したのは、1月31日(▲1,025.86円)と9月7日(▲562.44円)で、この2回が最長連続記録となった。
 次の5日続落も6月28日(▲422.65円)と12月25日(▲2,351.14円)の2回だったが、下げ幅が大きかったのは12月25日だった。
 その流れを受けて、26日の東京株式市場で日経平均株価は一時1万9千円を割る局面もあったが、終値は6日ぶりに上昇に転じ、前日比+171円32銭(1.57%)の1万9,327円06銭だった。

 そんな中、クリスマスで休場明けの26日、ニューヨーク株式市場におけるダウ平均株価は、前日比+1,086.25ドルの2万2,878ドル45セントと急反騰して取引を終えた(日本時間27日午前6時)ことから、27日の日経平均株価の動向に注目が集まっていた。
 朝方から始まった日経平均株価は上昇し、前場の終値は2万49円68銭(前日比+722.62円)と、一気に2万円台を回復。
 後場に入るとその勢いは加速し、最高値は2万211円57銭(前日比+884.51円)を付けたが、その後、利食い売りに押され、終値は前日比+750.56円の2万77円62銭(前日比3.88%増)で取引を終えた。
 その流れを受けて、九州地銀の株価も全銘柄が大きく上昇。そのなかでも、先日来、大きく値を下げていた宮崎銀行が前日比+202円の2,940円(7.38%増)、佐賀銀行が前日比+100円の1,768円(6.00%増)と大きく値を上げているのが目に付く。

 はたして、明日28日は大納会を迎えるが、2万円台を維持したまま、新年1月4日の大発会を迎えることができるのだろうか。

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【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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