2022年07月02日( 土 )
by データ・マックス

【西日本新聞】柴田社長夫人、ブログやめたってよ~『ZAITEN』3月号の余波

社長夫人のブログを『ZAITEN』が告発

 財界展望新社(千代田区)が発行する月刊誌『ZAITEN』の3月号が、福岡市に本社を置く「ブロック紙の雄」西日本新聞の関係者に衝撃を与えている。

 西日本新聞社は昨年、56回続いた西日本大濠花火大会の終了を決めていたが(既報)、同社の柴田建哉社長が「最後の大濠花火を主催者として見守った」としていたのは「嘘」だというのだ。

 その根拠として『ZAITEN』が告発したのは、柴田社長の夫人が運営するブログの存在。『ZAITEN』誌上にタイトルは出てこないが、柴田夫人が運営していたのは「そんな本日の私」というブログで、昨年8月1日のブログには最後の大濠花火当日にホームパーティーに参加する柴田社長が映っていたという。

 『ZAITEN』記事はさらに、東京出張する柴田社長に合わせて夫人も上京し、同じホテルに宿泊して家族の結婚式の衣装合わせに同席したと続く。疑惑は〈この社長夫人の旅費やホテル代も社長の経費として西日本新聞社から出ているというが、本当か〉と、公私混同疑惑まで及んでおり、穏やかではない。

西日本新聞OBからも「あのブログはありえない」の声

 西日本新聞社は『ZAITEN』の取材に「回答を控える」としたらしいが、その直後にブログ更新が途絶えたという。現在、ブログは削除されて見ることはできない。

 じつはデータ・マックスも昨年夏ごろ、柴田社長夫人がブログを公開しているという情報をつかみ、「あまりに華美な生活をみせびらかしていることに、OBの家族らが怒っている」という内部情報を得ていた。

 「部数の低迷で、リストラされた社員や給料が減った社員も少なくない。それなのに、社長夫人があんなブログを公開するとはなにごとだ」(元社員)というのだ。

 あまりに華美、かどうかはさておき、たしかに柴田夫人のブログはあまりにも赤裸々すぎてはいた。毎日の「素敵な奥様」的ランチ写真を中心としたキラキラ生活を綴るだけではなく、柴田社長といつどこでデートしたのかまで手に取るようにわかる詳細な内容で、ざっと過去記事を閲覧しただけで、柴田社長がどこに住んでいるのか、さらに息子の出身大学や息子が所属している関西のスポーツチームの名前など、柴田家の情報がある程度丸裸になるほど踏み込んだ書きっぷりだった。もし悪意をもったプロの手にかかればさらにディープな個人情報まで抜き取られていた可能性もあり、九州を代表する新聞社のトップとしてはかなり危ない橋を渡っていたことになる。

 西日本新聞の関係者によると、柴田社長は入社した時から「将来の社長」と目されていたほどの優秀な人物だという。「若いころは、どちらかといえば自由になるお金を持たされていない様子だった」(元同僚)というから、セレブ生活を満喫していたのは奥様だけだったのかもしれない。

 昨年、何人かの西日本新聞関係者に会った際に「社長夫人のブログ」の存在を伝え、「面白いブログだけど、ちょっと露出しすぎなので注意したほうが良い」と伝えていた。「いや、さすがに言えないですよ」とほとんどが及び腰だったが、早めに軌道修正していれば『ZAITEN』の告発を受けることもなかったのではないか。

 一部では「データ・マックスがZAITENに社長夫人のブログ情報を流した」という噂が流れているが、この場を借りてきっぱりと否定しておきたい。何を隠そう記者は柴田社長夫人ブログの愛読者だったのだ。セレブ的キラキラ生活の一端に触れることで、荒みがちな記者の心が癒されたことを正直に白状しておく。おじさんだってキラキラしたいのだ。

 食卓写真を載せた記事では、写真の片隅にさりげなく西日本新聞が映っているなど社長夫人としての広報活動も怠りなかった柴田夫人。ブログ閉鎖を心から残念に思う。

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