2024年04月25日( 木 )

アキラ水産・安部泰宏氏、60年の歩み~新聞掲載祝賀会を開催

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
前日80歳を迎えた安部社長

 アキラ水産・安部泰宏氏の水産業界での歩みが30回以上にわたり新聞掲載されたことを祝う会が3月30日に福岡市中央区で開かれた。当初予定では30名ほどが出席するささやかな会になる予定だったが、安部氏の人脈が多方面にわたっていることもあり、会場の定員120名を超える申し込みがあったという。

 会では発起人である(株)アサヒ緑健の古賀良太社長から「アキラ水産が創業100年」、「3月29日が安部氏の80歳の誕生日」と3つのお祝いを兼ねていることが伝えられた。古賀氏から「本当の代表発起人」と紹介された(株)ヒサシホラヤの洞尚氏と安部氏は50年以上の付き合い。安倍氏の青年会議所時代の先輩を立てる姿、気遣いの細やかさ、妥協しない仕事ぶりなどが語られた。

 

ヒサシホラヤの洞尚氏
福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長

 

 

 麻生太郎副総理は安部氏の連載から流通業界を学んだこと、福岡ソフトバンクホークスの王会長はチームが苦境にあった時期にいつも明るく励まされたと感謝の言葉を述べた。

 高島市長からは魚食普及に向けた福岡市の中学校給食への魚提供にアキラ水産が大きく貢献したことが伝えられた。また、サプライズで大相撲の横綱・白鵬関とプロゴルファー・片山晋呉氏のビデオメッセージも放映された。

 安部社長は連載を引用し、学生時代に卵から育てたアヒルを友人に譲ったところ、数日後には食べられてしまったというエピソードを語ったほか、公私ともに長年にわたって支え続けた妻・公子副会長への謝意を述べた。

 西日本新聞社取締役会長・川崎隆生氏による乾杯の音頭の後は、俳優・野村将希さんの歌謡ショーや安部氏の誕生日祝いなども行われた。

 博多祝い唄を太宰府天満宮宮司・西高辻信良氏、(株)ふくや代表取締役会長・川原正孝氏、櫛田神社宮司・阿部憲之介氏が歌い、博多祇園山笠振興会会長の豊田侃也氏による博多手一本で散会となった。

関連記事