2024年05月03日( 金 )

東京・虎ノ門の超巨大再開発、200m級の超高層が続々(後)

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

トリビュート・田中社長が見る「東京」「虎ノ門」の不動産市場

虎ノ門マップ

 虎ノ門ヒルズ竣工以降は伸び悩んでいたエリアの真価が顕在化すると確信していますし、国際的なステージで日本の存在感を示す、意義のある計画だと感じています。弊社では虎ノ門に集中していくとみられる金融の流れを、不動産を介して地方都市やアジア圏へつなぎ、日本の経済活動の活性化を促す動きをとっていきます。そのために弊社は、虎ノ門を活動拠点としました。日々、大規模再開発による街の変化を肌で感じています。

 昨年発表された「東京都における国家戦略特区の取り組み」でも、都内で行われている32プロジェクト全体の経済波及効果は約11兆円と言われ、さらなる国際的なビジネス拠点となることはいうまでもありません。とくに港区虎ノ門、浜松町エリアはこの開発により就業者数がさらに国内外から集まり、現在の3倍以上になることが予想されています。

 一方、日本はさらなる少子高齢化時代を迎え、2025年には人口の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会となり、とくに地方都市の人口衰退は避けられない状況です。都心部一極集と地方衰退の二極化が加速し、日本は外資を取り入れずには立ち行かなくなる状況になると考えています。

 弊社ではとくにアジアに目を向け、香港に拠点を構えました。日本、とくに東京の不動産に対する関心の高さを感じています。暗号通貨で得た利益の投資先を探している方も多く、そのために弊社ではビットコインで不動産取引を決済できる仕組みを導入しました。しばらくは、東京都心部のワンルームマンションがメイン商品となる計画です。

(了)
【永上 隼人】

 
(中)

関連記事