2022年06月30日( 木 )
by データ・マックス

【続報】東京地検特捜部がWINカンパニー・川﨑大資ら3人を逮捕~助成決定書を偽造して融資を引き出した容疑

川﨑大資氏(旧名:塩田大介)

 東京地検特捜部は3日、株式会社WINカンパニーの代表を務める川﨑大資(51)と一山賢介(34)、板倉真(38)を詐欺容疑で通常逮捕した。

 逮捕容疑は横浜幸銀信用組合(本店:神奈川県横浜市中区)に対する「融資詐欺」で、データ・マックスが5月16日に配信した記事(関連リンク)で報じた「悪だくみの一場面」こそ、今回の逮捕容疑の根幹となる部分だった。

 東京地検の発表によると、川﨑容疑者は、自身が実質的に経営する「保育士相談窓口株式会社」の企業主導型保育所開設にあたって、保育所設置に必要な土地の取得費と保育所建築費に充てる資金をWINカンパニーが調達することを計画。資金の調達先として横浜幸銀に融資を申し込んだところ、企業主導型保育事業の助成決定を受けることを条件に融資を行う承認を得られたため、共謀して、「約1億5,000万円の助成金支給が決定した」とする内容の公益財団法人児童育成協会発行の助成決定通知書を偽造。

偽造された可能性の高い、助成決定通知書
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 川﨑容疑者らは2018年10月に、偽造した同通知書をPDFで添付した「(助成決定)通知書が届いた」とするメールを送って1億1,000万円の借り入れを申し込み、助成決定が得られたよう誤信させてWINカンパニー名義の口座に1億990万円を振り込ませていた。

 特別取材班は6月10日に川﨑容疑者の単独インタビューを行っており、その際に川﨑容疑者は「助成決定通知書を偽造して、横浜幸銀から融資を受けたのは事実。ただし、全額を返済することを条件に事件化しないということで横浜幸銀と話がついている」などとしていた。

 横浜幸銀は、この件についていっさい取材に応じていない。

【特別取材班】

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