【福岡市政インサイダー】やっぱりね……防衛省に個人情報提供しちゃうんだぁ。
2020年2月10日 11:27
新聞報道などでは、2月7日の福岡市・個人情報保護審議会で、自衛官募集のために18歳前後と22歳前後の住民情報を防衛省に対して紙で情報提供することについてお墨付きが出たみたいなんだけど、「ああ、やっぱりね」って感じだね。

電子データについては提供を認めなかったみたいだけど、これは審議会として、せめてもの意地を見せたってところかな。委員には大学の教授とか弁護士さんとかが入ってるから、市の原案をそのまま丸のみってわけにもいかなかったんだろうね。
でも、防衛省が欲しいのは、郵送に使う電子データなんだから、紙で情報もらっても、そんなに嬉しくないと思うよ。高島市長は、
「紙で個人情報を提供するのも、電子データで提供するのも情報提供する内容は同じであり、市と防衛省との互いの事務効率化の観点などから総合的に判断した」
とかなんとか言って、来年度から電子データの提供に踏み切っちゃうんじゃないかな。なんたって忠犬ソウイチロウさん、総理に頭を撫でてもらうのが大好きだからね。
政令指定都市が電子データ提供に踏み切ったとなれば、全国的にも報道されて(とくに『産経新聞』)、後に続く自治体も出てきそう。そうなりゃ総理の覚えもめでたく、国政参加も目の前ってか。
でも、前も書いたけど、渡したデータって、どう処理されるんだろうね。そこんとこきちんと押さえといてもらわないと、市民は不安だと思うよ。「桜を見る会」の名簿みたいに、目的を遂げたら速やかにかつ復元不可能なほど徹底的に破棄してもらわないとね(笑)。

2014年10月30日/福岡市長高島宗一郎「福岡をアジアのリーダー都市にする会」ブログより
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