2024年05月12日( 日 )

福岡県立・市立学校などが休校を5月末まで延長へ、九州各県で対応に違いも(5月7日時点)

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 5月4日、福岡県は、政府による緊急事態宣言の延長にともない、県立学校の休校を31日まで延長することを決めた。段階的な教育活動の再開に向け、分散登校などの取り組みを実施することを目指すという。福岡市、北九州市がすでに同様に休校を31日まで延長することを決めている。

 九州各県では、熊本県のすべての公立学校がすでに休校を今月末まで延長している。県立学校の休校を延長する県は佐賀県、宮崎県。佐賀県は休校を13日まで、宮崎県は24日まで延長する。佐賀市と宮崎市もそれぞれ県と同様に市立学校の休校を13日、24日まで延長する。11日から県立学校を再開させる県は大分県、長崎県、鹿児島県。長崎市、鹿児島市も同様だ。ただ、大分市が市立学校の休校を31日まで、佐世保市が17日までそれぞれ延長するなど、各自治体が異なる判断を行っている。

 各自治体では、3密状態の発生を防ぐため、分散登校、教室内の生徒数を制限するなどの取り組みを段階的に行うよう学校に要請するか、これらの取り組みを学校長の判断で行えるようにしている。

【茅野 雅弘】

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