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2020年12月01日 15:09

【IR福岡誘致特別連載13】ギャンブル依存症とオンラインカジノ

 読者の方は“オンラインカジノ”についてよくご存知だろうか。大半の人は聞いたことはあってもあまり知らないのではないか。しかし、ここ数年、A Iや5Gの発展により、インターネットによるカジノゲーム(スロットル、ルーレット、ポーカー、バカラ、ブラックジャック、クラップスなど)を含めた、ゲーミングの技術開発の進展および市場規模、潜在的な機会などが凄まじいスピードで世界に拡がっている。

 世界のオンラインカジノゲーム市場規模は、2024年には約1,142億ドル(12兆円)に達すると言われている。主な理由は、オンラインカジノゲームオペレーターによる新たな技術開発であり、日本でも急速に拡がっている。日本は世界の第2位の市場だ

 日本のオンラインギャンブル市場(世界と瞬時につながっていて垣根はない)は、前述のごとく、世界で巨大なマーケットを有しており、国際カジノゲームオペレーターの数社(Casino in Lucky Daysなど)はすでに、国内市場に日本語で参入している。これが国内のカジノゲーム環境の現状だ。

 近年、日本政府もこの環境について十分に認識しており、オンラインカジノゲームの合法化に動いている。私たちの想像する以上の凄まじい勢いで、その国内市場は拡大している。

 いまだに合法化されていないとはいえ、実際には、仮想通貨(デジタル通貨)を賭けてゲームすることにより、日本円に換金可能だ。それゆえ、パチンコでの景品交換と同様の側面をもっている。
 オンラインカジノゲームは、昭和時代に育った人には馴染みがないかもしれないが、若い人はこの“デジタル通貨”を使って、PCやスマホで日々楽しんでいるのだ。

 IRを福岡市に誘致開発したら“ギャンブル依存症”になるというのは、非常にナンセンスだ。これらは完全に別物だ。そしてこれらに関係なく、IRによる莫大な経済効果(2兆円)雇用効果(2万人)は、コロナ収束後の日本、福岡都市圏に必要不可欠だ。

 IRに関して、数年前から各候補地で起こり、報道されている金科玉条のごとき反対や、 誘致開発にはギャンブル依存症が付き物というのは大いなる誤解であり、無知な時代錯誤である。このような反対意見は以前にも説明した通り、日本だけに見られるものだ。

 すでに、世界上の潮流のなかにオンラインギャンブルがあり、皆さんの周りのたくさんの若者たちがプレイヤーとして存在しているというのが現実です。

 先日、ある福岡市市議会議員がIR福岡誘致開発の状況に関してコメントしていたが、それは前述の如く、時代錯誤による通り一遍のギャンブル依存症批判に基づく反対論であった。無知で話しにならない。とはいえ、これが市民の一般的な意見であろう。

 オンラインゲームでの野球、サッカー、ゴルフ、麻雀等の各種ゲーム、オンラインカジノ愛好者、パチンコ屋さんのスロットル愛好者、競艇場の顧客が、こぞってIR福岡カジノ施設に来ることはほぼありえないだろう。なぜなら、彼らは仮想世界でオンラインゲームを楽しんでいるにすぎないからだ。むしろ、新たなカジノ施設でのギャンブル依存症の発生は既存の施設と比べても極めて稀なケースに限るものと考えられています。

 IRのカジノ施設は本当に楽しいエンターテインメント施設である。これが高い利益率を誇るのは、ハイローラーと呼ばれる超富裕層の存在によるものであり、一般的な人々をターゲットにはしていない。この件は、次回詳しく説明したい。

 同市議会議員は、暴力団および類するシンジケートなどの介在、マネーロンダリングなどを理由にあげて批判しているが、これらも同様に時代錯誤による無知な反対意見だ。昔のヤクザ映画やHorry wood映画の『バグジー』(1991年、主演:ウォーレン・ベイテイ)の場景は、暴対法がなかった大昔のラスベガスでのことだ。

 筆者は、IR福岡誘致開発を促進するグループの中心的なメンバーは、当初から米国政府に日本政府経由でパスポートを提示し、米国からの承認を得て、米国の法律に則して準備を行っていると聞いている。つまり、それほど厳しいコンプライアンスのなかで、彼らは頑張っている訳だ。

 皆さん、この機会に無知な意見には付和雷同せず、IRの本当の意義を理解し、IR福岡の実現を応援しませんか。

【青木 義彦】

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