2024年05月14日( 火 )

【ふくおかFG】FFG証券が筑後エリアと日田エリアで支店網再編

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 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)系列のFFG証券(福岡市)は7月、オンライン営業サービスの対象エリアを福岡県筑後エリアと大分県日田エリアに拡大する。5つの既存店舗網を久留米支店(久留米市)に統合し、非来店型のサテライトオフィスを複数新設する。

 対象は、福岡県の甘木支店(朝倉市)、柳川支店(柳川市)、久留米支店八女コンサルティングブース(八女市)、柳川支店大牟田プラザ(大牟田市)、大分県の日田支店(日田市)。この5つの店舗機能を久留米支店(久留米市、福岡銀行東久留米支店3階)に統合する。

 一方でテレワークなど社員の「働き方改革」を後押しするため、サテライトオフィスを開設。従来の直接面談営業とオンライン営業の“ハイブリッド営業”を軸に、非来店型拠点として筑後・日田エリアに複数配置する。店舗統合と併せて7月5日付で実施する。

 再編エリアではスマホやタブレット、パソコンを使ったオンライン営業を増やす。これにともなって生まれた時間を新規客の掘り起こしや顧客サービスに回せるという。

 オンライン営業の導入と抱き合わせた既存店舗再編は、2020年12月に北九州エリアで初めて実施。赤間支店(宗像市)、小倉支店行橋プラザ(行橋市)、黒崎支店(北九州市)を小倉支店に統合した。一方で戸畑(北九州)と折尾(同)にサテライトオフィスを設置している。

【南里 秀之】

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