2024年04月27日( 土 )

FDC、市町村で初 職域接種希望の企業と医療従事者をマッチング

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 産学官民で組織する「福岡地域戦略推進協議会(以下、FDC)」は、企業や大学が自ら会場や医療従事者を確保し、職場などでワクチン接種を行う職域接種が今月21日からスタートすることを受けて、新たな取り組みを開始する。

 FDCは、福岡都市圏を核とした九州とアジア地域との連携や、まちづくりに関するさまざまなプロジェクトを手がける産学官民一体の“シンク&ドゥタンク”。今回の取り組みは、集団接種で培ったノウハウの提供、職域接種を希望する企業などと会場や医療従事者の提供事業者とのマッチング(推進担当者の配置)など。

 産学官が連携して職域接種を推進するのは、全国の市町村で初めて。「7月末までに高齢者接種完了」、「10月から11月末までに一般接種完了」という目標の早期達成に寄与することが期待される。

【FDCによる支援内容】
・職域接種に関する情報提供
・接種会場運営のノウハウの提供
・企業などと会場・医療従事者の提供事業者のマッチング
・職域接種を希望する中小企業などのチーム形成支援
・個別業界などへの働きかけ

 これまでにも、FDCではコロナ禍の取り組みとして、ドラッグストア運営の(株)新生堂薬局と協力し、福岡市内にある252の認可外保育園を対象とした消毒液(エタノス除菌スプレー)の寄贈などを行ってきた。

※詳細はコチラ

【代 源太朗】

関連記事